2012年1月31日 (火)

センキュウで松を元気に!!

先日、漢方薬原料のセンキュウを買いに来られた方がいました。
長年育ててきた松が弱ってきたので使ってみたいとのことでした。

センキュウは当帰芍薬散や葛根湯加センキュウ辛夷などの漢方薬を作る原料となるもので、
血流をよくするために配合されていますが、弱った松に対しては刺激剤であったり、
肥料の吸収促進剤的な作用があったりするみたいです。

当店で販売しているセンキュウはもちろん人間が服用するためのものですが、
松にも使って頂いて問題のないものですので、ご自宅などにある松を元気にされたい方は
一度試して頂いてもよろしいのではないでしょうか。
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上田 泰寛

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2011年12月 8日 (木)

常用の漢方薬

Kさんは8年前にお越しいただき、それ以来の熊膽(ユウタン)の利用者。

熊膽はクマの胆嚢で、動物保護の関係からあまり表には出ない希少な生薬で、ロシアやカナダから輸入されていますが、れっきとした日本薬局方に記載された生薬です。
その効能は、消炎、鎮痛、鎮静作用で、主に胃腸薬として使われますが、昔は家庭の常備薬で万能薬とされていました。
Kさんは極度に胃腸が弱く痩せておられ、漢方薬などは胃に重くて使えず、昔から熊膽をお使いでした。
しかし熊膽は天然産物で、その品質が一定でなく、原料が変わるたびに効果が違うのがすぐ分かるとのこと。
良いものは少しの服用で食欲が出て元気になるが、質が悪いと気分が悪くなるようです。

常用の薬は、お使いになる方が一番良く知っておられ、こちらが勉強させていただく事も多いです。


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2011年5月31日 (火)

漢方の薬用酒

そろそろ梅干の季節となりますが、この時期になると薬用酒を作る方も増えるようです。

今日の方は<黄精>や<大棗=なつめ>などを求めて来られましたが、
他にも<枸杞>や<地黄><鹿茸>、また<イカリ草>や<女貞子>などもよく使われます。

秋には<薬用人参>を掘る季節、生人参を漬けるときれいな黄色の薬用酒となります。

でも、それぞれの目的と飲む方の体質に合わせて使うことが大切です。

万人向けの薬用酒より、自分に合ったオリジナル酒を使いたいですね。

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2010年7月28日 (水)

阿膠(アキョウ)が話題に

またもや、昨日のテレビ番組「魔女たちの22時」で漢方生薬の阿膠(アキョウ)が紹介されました。

今回は、2度のガンを克服した50歳の主婦が、長年の疲労とガンのために肌はどす黒くなりシワだらけになったとのこと。そこでアキョウを使ったところ、息子の彼女に間違えられるほどお肌が若返ったとのことでした。

そして今日は朝から早速にお買い求めの方がお越しになりました。

生薬・阿膠はロバの皮を煮詰めて取れる膠(ニカワ)で、コラーゲンやアミノ酸を含む物質です。

漢方での効能は、

補血=貧血の改善、
潤燥=潤いをつくる、
止血=出血の改善などで、

貧血・冷え症などにたくさん使っていただいています<婦宝当帰膠>や、痔出血や不正出血に用いる<きゅう帰膠艾湯>に使われています。

ただし、消化を妨げるので、胃腸虚弱者には使いません。

煎じ薬にはよく使っていますが、今回は当店内で単独で試飲してみました。
そのままではマズイ! 
ので、料理に入れるか、味の濃いスープに入れるか、蜂蜜を混ぜるか・・・あるいは罰ゲームにも使えそう?

やっぱり<婦宝当帰膠>を飲むのがいちばん美味しいです


Akyou


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2010年4月 6日 (火)

薬用酒の楽しみ

まもなく梅酒の季節ですが、ホワイトリカーを買われたついでに、薬用酒を作るために生薬を求めてこられる事がよくあります。
1種類の生薬を漬け込まれる場合と、複数の生薬を混合される場合がありますが、いずれも楽しみながら穏やかな効果を期待されるようです。

よく使われるものを紹介しますと

枸杞酒(クコシ)・・肝や腎の働きを強め、明目効果もある。代表的漢方薬は<杞菊地黄丸

黄精酒(オウセイ)・・胃腸系の力をつけ、潤いを生み、腎精を補い元気を生む

人参酒・・気力を増し、胃腸の働きを高める

女貞子酒(ジョテイシ)・・肝腎の働きを高め、またほてりなどの虚熱を軽減する

しかし、これらの生薬も性質があり、使われる方の体質にあう場合と、あわない場合があります。
薬用酒は何でもよいというものではありませんので、ご相談ください。

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2010年2月22日 (月)

漢方薬と効能・効果の記載②

次に、高血圧の人以外には使えないかという問題ですが、ほとんどの漢方処方が作られた中国やその時代には「血圧」という概念もなければ測定することもできませんでした。ですから基本的に、血圧の高い低い関係なく使うことができます。

では、なぜ高血圧が効能に記載されているかというと、経験的に高血圧の人に応用して効果があったという説が有力です。また、この他にも高血圧に適応のある漢方薬がありますが、どれも西洋医学の降圧剤のように強制的に血圧を下げるものはありません。漢方薬は血圧を高くしている体質や体の不調を改善して、血圧を上がりづらくするという解釈が無難であると思われます。したがって、もともと正常な血圧や低血圧をさらに下げるということは漢方の理論ではありえませんし、経験的にもありません。
漢方薬の効果・効能の記載は、漢方薬を全く知らない人が選ぶとき、とてもよい指標になることは確かです。しかし、それだけに囚われていると、実際効果的なものも使えなくなってしまいます。

例えば「黄連解毒湯」という処方には、あるメーカー(A)の効能効果には「皮膚炎」と記載があるのに、他メーカー(B)には「皮膚炎」の効能効果の記載がないのです。皮膚炎の症状を治したくて来たお客さんにメーカー(B)の「黄連解毒湯」を勧めると、「皮膚炎に使うという効果が記載されてないじゃないか」と言われることがあります。
もちろん説明しますが、漢方薬を理解していただくのが難しいケースもあります。
いずれにしても、漢方薬を選ぶときは専門家に相談して納得した上で服用することをお勧めします。

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投稿者:iwasaki

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2010年2月17日 (水)

漢方薬と効能・効果の記載①

今や、ドラッグストアに行っても手軽に漢方薬を購入できる時代になりました。商品名からは漢方薬とはわかりづらいものもありますが、テレビでも漢方薬のコマーシャルが普通に流れています。

ところで、漢方薬の効能・効果を詳しく読んでみると、ドラッグストアの他の医薬品や病院の西洋薬とは違うところがあることに気付きます。それはどんな時に使うかという症状だけでなく、体質の記載があることです。

例えばある漢方メーカーの防風通聖散は、効果・効能…「体力が充実して、腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちなものの次の諸症:高血圧や肥満に伴う動悸・肩こり・のぼせ・むくみ・便秘、蓄膿症(副鼻腔炎)、湿疹・皮膚炎、吹き出物(にきび)、肥満症」と記載されています。実をいうと、同じ漢方処方名でも、メーカーによって効果・効能の記載に違いがあるのですがそれはまた別の機会に・・・。

一般の人がこの記載を読むと、体格が良く・便秘がちで、高血圧か、動悸、肩こり、蓄膿症ふきでもの、のどれかがあるなら自分にも効果があるのかなと解釈もできるのではないでしょうか?「便秘」と「肥満」という文字が2回でてくるのでちょっと混乱しますが、便が軟らかい人や痩せている人は問題外、低血圧の人はこの漢方薬は高血圧の人に使うのだからさらに血圧が下がってしまうのではないか、と考えてしまいます。本当にそうでしょうか?
「防風通聖散」の原典≪宣明論≫によると、漢方でいうところの表実証と裏実証を兼ねるときに適応するとあります。実証の症状の中に「便秘」はありますし、実際に大黄という下剤効果のある生薬が配合されているので下痢気味や軟便気味の方は避けたほうが無難です。ただ、肥満の人に実証の方が多いという事実もありますが、実証=肥満ではありません。よって、体型がふつうの人や痩せている人でも実証であれば使います。

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投稿者:iwasaki
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2009年6月29日 (月)

ビワの収穫

自然生えのように、肥料も剪定もしていないビワの木にたくさんのビワが実りました。

店頭に売られているビワとは異なり、小さくて所々の色が変わり、見た目は良くないのですが、小さくても甘くて、ちょっと酸っぱさがあり、香りは一人前で、昔ながらの味がします。収穫は家庭菜園ならぬ、家庭果樹園の楽しみです。

ビワの葉には精油成分のほか、ビタミンBやC、クエン酸が含まれ、抗炎症作用があります。

漢方では鼻炎に使う<辛夷清肺湯>に含まれ、また江戸時代に暑気払いの薬として使われた<枇把葉湯>に用いられています。

また民間では、アセモのときの入浴剤として<ビワヨウ>がよく使われています。

Biwa

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2009年3月31日 (火)

まくり(マクリ)

時々お問い合わせを受ける<マクリ>は別名:海人草という海草です。

昔から回虫の駆虫薬として使われてきましたが、最近は成分のカイニン酸とサントニンをあわせた駆虫薬が販売されていて、マクリはあまり使われなくなりました。それでも年に何回かお問い合わせを受けることがあります。

なお、産後間も無い赤ちゃんに飲ませる胎毒下しは、このマクリに他の生薬を加えたものが一般的です。参考にご覧ください。
http://www.kanpou.info/blog/ichizen/2007/04/post-468.html

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2009年3月27日 (金)

サフラン

近年あまり使われなくなった<サフラン>は、別名:番紅花といい、活血、通経の漢方生薬として使われてきました。

しかし、花柱を1オンス=30g集めるのに4300本の花が必要とされて、高価なためにあまり使う機会がありません。作用は、鎮静、鎮痛、通経などがあり、生理痛や生理不順、産後の腹痛に用いられるとともに、清心といい、気分の落ち着かないときにも使われる生薬です。

今日もお客様からお問い合わせをいただいたので、書いてみました。

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