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2009年11月24日 (火)

咽の痛み

風邪の前後に咽の痛みが出ることはよくありますが、1ヶ月以上痛みが残るケースもあります。

60歳のKさん、1ヶ月前に風邪を引き、その頃から咽の痛みが始まりました。飲食や何もしないときは痛みを感じないのですが、話をする時に痛むとのこと。もちろん病院で検査は受けられているのですが、問題ないとの診断で薬もなく、漢方相談に来られました。

詳しくお聞きすると、以前にもこのようなことが多々あり、いつも原因が不明で困っているとのことでした。そこで、元々乾燥しやすいという<陰虚体質>が関連していると思われ、気管支、呼吸器などの乾燥を改善する<滋補肺腎>の<滋陰降火湯>をお使いいただきました。 

5日後にお越しになり、痛みはすっかり消えたと喜んでいただきました。何年も困っていたのが、こんなに早く改善して驚きの様子でした。

このような、高齢者の長期に渡る咽痛は炎症でなく体質が原因である事が良く見られます。

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2009年11月23日 (月)

紅葉真っ盛り

京都の紅葉は例年11月下旬から12月上旬まで、社寺が多いだけに名所もあちこちにあります。

今日はちょうど連休で、観光地は車と人でいっぱい。そんな中を歩いて、<東福寺>に行って来ました。

東福寺は臨済宗の大本山で、1255年に造営され、その後火災で何度か建て直されていますが、室町時代の建造物もたくさんあります。
ここの<通天橋>の紅葉は今が見ごろ。庭も真っ赤に染まり、秋の風情を満喫できます。

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東福寺の中の塔頭の<荘厳院>には、江戸時代の有名な漢方医<吉益東洞>の墓所があります。この日は門が閉ざされ、墓碑は見られませんでした。

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吉益東洞は京都の真ん中<中京区東洞院>で居を構えたので東洞といい、医業を営んでいました。当店、<漢方の市兵衛薬局>から10分ほどの場所にあり、現在は居宅跡地の碑があります。

Takuseki

ちょっとした歴史に触れるのもいいものですね。

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2009年11月13日 (金)

男性の不眠症

不眠症の原因と、それに用いる漢方薬はたくさんありますが、特に男性に多い例を紹介します。

33歳の男性Kさんは、1週間ほど前から夜中3時頃に目が覚め、その後眠れなくなりました。少し不安感があり、物音にビックリするような感じもあり、相談に来られました。

お話をお聞きし、舌を見ると<黄膩苔>で、漢方でいう<湿熱>が見られました。

そこで<清熱・化痰・除煩>の<温胆湯>を寝る前にお使いいただきましたところ1週間後には中途覚醒はなくなり、気分も安定してきました。

漢方で見るところの原因は、夜の飲食によって痰熱が溜っていたことによるものと考えます。温胆湯は特にお酒を飲んで、途中で目が覚めるような方の不眠症によく使う処方の一つです。

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2009年11月 7日 (土)

子供のアトピー

14歳のS君は以前から小児アトピーがありましたが、最近首周囲や腰、関節部位などが赤くなり、痒みも酷く、引っ掻いて出血するほどになっていました。そこで健康食品や霊芝などをお使いになっていたのですが、良くならないので漢方薬の相談に来られました。

部分的にジクジクしている部位もあるので、漢方で言う<風湿熱>と捉え、<荊芥連翹湯>や<消風散>をお使いいただきました。

さらに乾燥して赤みがあるところには<瑞花露>薬用クリームを塗布していただきました。

1週間後、赤みや痒みが引いて良くなったのですが、その後再び酷くなりました。しかし、この薬は合っていると考え、そのまま継続していただき、3週間で、痒みも、出血も、ジクジクもかなり改善してきました。その後も同様の処方で継続していただいています。

子供の場合は、薬の味がいやとか、服用が面倒とかで継続できないケースがありますが、S君はきっちりと服用してくれたので効果が早く出てきたようです。

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2009年11月 4日 (水)

食物アレルギー

子供さんのアトピーや食物アレルギー相談もよくあります。

特にお母さんがアトピーの場合は、子供さんもアトピーを発症する傾向があります。またアレルギー体質も同様に遺伝する?ように思われます。

Tさんの2歳の子供さんは、ひじにアトピー症状があり、乾燥や痒みがありました。

お母さんが漢方薬で赤みや痒みが改善されたので、子供にも漢方薬を使ってみたいとのことで、早速<黄耆建中湯>をお勧めしました。最初は漢方薬の味が子供に飲めるか心配だったのですが、飲み始めるともっとほしいと子供から言われるほど、喜んで飲んでくれたとのこと。

結果、2週間で少し改善の傾向が見られ、食欲も便通も良くなったとの報告をいただきました。この薬の効能は、虚弱体質の改善となっていますが、実際は子供の様々な症状に使える優れた漢方薬です。

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