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2009年5月29日 (金)

芍薬の花

毎年この季節になると、<ケイギョク>の製造元の信州製薬株式会社さまから芍薬の花が送られてきます。

つぼみの状態で切り、新聞紙にしっかり巻かれて届くのですが、花瓶にさすとすぐに開き始め、短時間に見事な大輪となり、お客様の目を楽しませてくれます。

芍薬の根は漢方では<補血>効果を目的に<四物湯>に使われたり、<柔肝止痛>効果を目的として<芍薬甘草湯>や<四逆散>などに使われています。
この他にも身近な植物が漢方薬の原料となっているものはたくさんあります。

Syaku

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2009年5月24日 (日)

鑑真和上と漢方

奈良国立博物館で開催されている「鑑真和上展」に行ってきました。Ganzin

鑑真和上は、中国・唐の国から、12年間、5度にわたり渡航に失敗しながらも苦難を乗り越え、仏教伝道のために約1256年前の天平勝宝5年(753)に日本へ渡って来ました。

渡来後は平城京にて、東大寺大仏殿前に戒壇を設け、聖武天皇以下に戒を授けました。また、平城京内に唐招提寺を開きました。

鑑真和上が日本に伝えたものは、建築や仏像彫刻、美術、医学など優れた文化に加え、薬物にも精通し、日本に伝えたものが現在も正倉院にたくさん残っています。

展示されている鑑真和上の坐像は、穏やかな表情が心を和ませるだけでなく、内に秘めた強い生きざまを感じさせてくれます。また、仏像や工芸品など、唐代の中国の文化の素晴らしさに圧倒されるひと時でした。

お昼は奈良の名物?の柿の葉寿司をいただきました。

よく駅の売店で売っているものと違って、軟らかくて美味しい寿司でした。

Kakinoha

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2009年5月23日 (土)

高齢者の頻尿

年齢とともに夜間にトイレに行く回数は増えるものですですが、それも3回を超えると睡眠に影響します。そうでなくても高齢者は不眠がちで、早く目が覚めたり、途中で何度も目が覚めることが多いものです。

83歳の女性Hさん、夜は2時間ごとにトイレに行きたくなるのですが、1回の尿量は少ししか出ず、最近は昼間も回数が多くなってきたので、相談に来られました。

詳しくお聞きすると、冷え症はなく、便秘気味、残尿感もないとのこと。

そこで漢方薬は、補腎と利水効果のある<牛車腎気丸>と補気升提効果の<補中益気湯>をお使いいただきました。 2週間程度で効果が見られるものと思われます。

高齢の方にはよく<八味丸>が使われますが、時々胃もたれや下痢などの胃腸症状が見られますので、その予防のためにも<補中益気湯>などの胃腸の漢方薬を併用することがよくあります。

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2009年5月22日 (金)

麻黄湯とインフルエンザ

最近インフルエンザが急激に広がり、マスクの問い合わせが集中しています。当店は 漢方専門ですのでマスクの取扱いはありませんが、それでも聞いてこられるのです。

さて、インフルエンザの漢方薬としては<麻黄湯>がよく知られます。

2005年の東洋 医学会での、自衛隊仙台病院の窪先生の発表によりますと、麻黄湯は小児インフルエ ンザの発熱時間短縮に有意な効果を示したとのこと。

治療開始してから解熱するまで の時間は、タミフル投与群では平均31.9時間、

麻黄湯+タミフル併用群では平均21.9 時間、

麻黄湯単独群では17.7時間

で解熱効果が得られたという結果です。

麻黄湯は発汗による解熱作用があるだけでなく、麻黄がA型インフルエンザウイルス の発育を阻止するとの報告もあります。

先日新聞に紹介されたようで、お問い合わせや購入に来られる方も増えています。

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2009年5月15日 (金)

緊急! 漢方薬等の医薬品の郵送を守るために

来る6月1日の薬事法改正に伴う省令施行により、漢方薬等の医薬品の郵送ができなくなるかもしれません。

この省令が作られたのは、無分別な購入を助長するような『医薬品のインターネット販売』は安全性に問題があるので何らかの規制をしよう、という議論によるものでした。それがいつの間にか、規制の手段として『医薬品の郵送全般を規制する』内容に変わってしまいました。

詳しくはこちら⇒ http://www.kanpou.info/info/public_comment_20090505.html

そこでお困りのお客様もたくさんおられますので、今まで署名活動を行っており、すでに800名以上の方の署名をいただきました。

その後、厚労省は検討会を開き、省令の一部変更案を12日に発表しましたが、さらに以下のような問題点があります。

1、今までの薬と同じものしか送ってもらえない(6月1日以降に処方が変わった場合も発送してもらえない)。

2、しかも、その経過措置期間は2年間で、それ以降は一切送ってもらえない。 

3、6月1日以降、初めて行く薬局からは郵送してもらえない。

それらを改善してもらうために、厚労省に対して多くの方の意見提出(パブリックコメント)をお願いいたします。なお、意見募集は2009年5月18日までという、前代未聞の短さです.

http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=Pcm1010&BID=495090047&OBJCD=&GROUP

提出方法は、上記厚労省ホームページのパブリックコメント欄から提出することも可能です。

FAXで送る場合や、送り方が分からない場合は、当店までお問い合わせください。

漢方の健伸堂薬局 0774-24-2155 

なお、意見内容は『この案に反対。初回対面している場合には、2回目以降も電話相談で郵送を認めてほしい』とし、理由はそれぞれのお考えをお書きください。

ご協力宜しくお願いします。

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2009年5月12日 (火)

久しぶりのご来店

昨日は、ずっと以前にお越しいただいた方が再び来られるという嬉しい日でした。

1人目は女性のJさん、9年前にめまいの相談で来られ、短期間に改善して、それ以来年に何回か来られていたのですが、2年ぶりに少しめまいが再発し、<真武湯>を求めてこられました。

2人目の方は、8年前に子供さんのニキビで来られていたTさん、<荊芥連翹湯>を続けておられたのですが、今回はダイエット相談で4年ぶりにお越しいただきました。

そして3人目のTさんもお肌のトラブルで来られていたのですが、今回は2年ぶりにご主人の相談で来ていただきました。脂質肌のトラブルとのことで、体質から判断し、胃腸機能が関連していると捉え<香砂六君子湯>をお使いいただきました。

当店のことを覚えていただき、記録も残っているので、安心してお越しいただけることは嬉しいものです。

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2009年5月10日 (日)

キトラ古墳壁画を見てきました

今から1300年前の飛鳥時代に描かれた<キトラ古墳壁画>の特別公開が、奈良の飛鳥資料館で行われていたので行ってみました。

今年は<青竜>と<白虎>の2点の壁画が展示されていました。青竜は長い舌の赤く描かれた部分が見える程度で、その他の部分は泥に隠れていましたが、白虎はその不思議な姿の全てが見えました。

これらの壁画は中国の陰陽五行説に基づく考え方を現したもので、東は<青竜>、西は<白虎>、北は<玄武>、南は<朱雀>、の4つの神獣がそれぞれの方角を守り、その中心に葬られた人の魂を鎮めることを目的としたものと言われています。この陰陽五行の考え方は、東洋医学・漢方理論の 基本となっていて共通するものです。 

飛鳥時代の古代ロマンにちょっとだけ触れられた一時でした。

青竜(当日のパンフレットより)

Seiryu

白虎(当日のパンフレットより)

Byakko

特別公開のポスター

Kitora

昼食は、とても美味しい、桜海老入り、十割そばでした。

Soba

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2009年5月 3日 (日)

強い疲労倦怠感

疲労倦怠感は誰にでもあり、病気としては扱われないものですが、それも酷くなると日常生活に支障を来たします。

45歳のSさんは昨年の秋から育児や家事や仕事など忙しく、疲れが酷くなり、休んでも改善の兆しがないので相談に来られました。

詳しくお聞きすると、めまいや下痢、食欲の低下、まぶたが落ちてくる感じなどがあるとのこと。また食後は2時間は横にならないと動けないほど疲れきっていて、体重はこの間6kgも減少したとのことでした。

そこでまずは食欲を増し、美味しく食べて元気をつけること、そして身体のエネルギーを高めるように、<補中益気丸>と<参馬補腎丸>をお使いいただきました。2週間後、身体がとても楽になったと報告を受け、さらに継続していただきました。1ヵ月後には食欲も増し、食後に寝なくても身体が動くようになり、喜んでいただきました。

疲労の回復には、まずは胃腸機能を高めることでエネルギーを高めることが大切なことを実感しました。

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2009年5月 1日 (金)

前立腺肥大による頻尿

65歳のTさんは前立腺肥大のためスッキリと排尿できず、5年程前から夜間のトイレ回数が3~4回で、冬はそれ以上になることもあって困っておられました。

病院では尿道を広げる手術を勧められたが気が乗らないので相談に来られました。

そこで漢方薬は<牛車腎気丸>をお勧めし、1ヶ月使っていただいたところ、夜間のトイレ回数が2回ほどに減少し、さらに1ヵ月後には夜間に1回だけのときもあるようになって、良く眠れると喜んでいただきました。

牛車腎気丸>は身体を温めるとともに、排尿をスムースにする効果があり、このようなケースにはよく使う漢方薬です。

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