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2008年7月23日 (水)

下腹部の張り

病院で検査を受けて特に重篤な疾患がないのに、下腹部が張って酷いときには痛みを伴うという方があります。通常は便秘薬や整腸剤が処方されますが、それでも改善しないため漢方相談にこられます。

34歳のOLのFさんは、下腹部が痛くなり、病院では鎮痛剤を処方されましたが、これでは改善しないので相談にこられました。お腹がゴロゴロしたり、ガスが溜まりやすく、冷えているとのこと。以前に<大建中湯>を服用したら少しましにはなったが、スッキリ改善しなかったとのことです。

そこで『会社にいるときと家にいるときではどちらが酷いですか』と尋ねますと、『会社にいるときに痛くなり、休日は起こらない』とのこと。これは明らかにストレスによる腹部の緊張が関連していると思われました。

西洋医学ではストレスで下腹部が痛くなるなんて考えられないのですが、漢方では<気滞>がこのような症状を生むことはよくあります。当然冷えもいけませんので、Fさんには<半夏厚朴湯>と<人参湯>を併用いただきました。

比較的若い女性によく見られる症状で、ストレスが無くなるわけではありませんのですぐに治るわけではありませんが、少しづつ楽になるケースがほとんどです。

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