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2008年6月20日 (金)

突発性難聴の改善

難病と言われるこの疾患は、漢方ではその多くがストレスに関連していると考えます。西洋医学ではまずはステロイド治療がなされますが、これでうまく改善しないケースもあります。

28歳の女性Sさんは仕事がハードで睡眠時間も少なく、心身疲労が原因と思われる突発性難聴を発症しました。早速に病院でステロイド治療を受けられるとともに、以前から漢方に興味があったので、早期に相談に来られました。

詳しくお聞きすると、最初に回転性めまいが起き、それが治まった時には難聴になっていて、ボーという耳鳴りや耳閉感もあるとのこと。体質は、冷え症で、少し水太り傾向があり、神経も過敏なタイプの方でしたので<当帰芍薬散>と<温胆湯>をお使いいただきました。あわせて突発性難聴には定評の<板藍茶>を併用いただきました。

1週間後、耳閉感は消え、身体は温かくなり調子よくなったのですが、難聴は変わらずでした。そこで今回は<柴胡加竜骨牡蛎湯>を加えて服用いただきました。そして2週間経過後、聴力は改善しはじめ、耳鳴りも耳閉感もなくなりました。

短期間でこれだけ改善し、私もSさんもとても嬉しい思いでした。今回早期に改善したのは、発症から1週間後に来られたことがよかったのかと思われます。とにかく早く対応すること、これがポイントです!

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