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2008年4月 8日 (火)

漢方薬とメタボリックシンドローム

先の日曜日は京都府薬剤師会主催の公開講座『漢方薬とメタボリックシンドローム』を聞いてきました。講師は京都府立医科大学の三谷和男先生で、病院での漢方相談の話も交えてわかりやすい内容でした。

特にメタボの話の根源は<食>にあり、<食養生>が基本となります。中国の紀元前の書物『周礼』によりますと、当時の宮廷に使える医者は「食医」「疾医」「傷医」「獣医」の4つの位に分けられていて、この中で、「食医」が最高位で「正しい食事を摂って病気を治す」ということを行っていたようです。それほど食が大切であることを改めて考える機会となりました。

そして先生は、病の多くは胃腸機能と自律神経に関連していて、これを正常な状態に正すことが治療に繋がるとのことでした。

メタボの漢方薬としては<防風通聖散>が一般的によく使われているが、日本人の現状から見るとむしろ<防已黄耆湯>が適する人が多いように思われるとのことでした。

また、江戸時代に書かれた書物『養生訓』の一部を紹介されながら、漢方治療ではまず養生の話から始めて、どんな養生がその患者さんに必要かを指導することが肝心ということでした。こういった考え方が大変勉強になりました。

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