桜皮のはなし
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子育てや授乳によって産後は貧血になりがちです。元々母乳はお母さんの血液が変化してでき、お母さんの栄養分が母乳になるのです。そのため立ちくらみやめまい、疲労、不眠などの症状は良く見られます。
Sさんも産後の貧血があり、とてもしんどい状態が続いていたのですが、たまたまお母さんが来店されていたのでSさんのために<婦宝当帰膠>を買っていかれました。
そして1ヶ月過ぎ、ご本人がこられ、「立ちくらみもなくなり、身体も楽になって、ものすごく効いた。もう止められなくなった!」と喜んでいただきました。不妊症や冷え症などでお越しの方は<婦宝当帰膠>の効果をご存知なのですが、全く初めての方でしたのでとても効果がはっきり感じられたものと思います。
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3年前に耳鳴りが始まり、その後突発性難聴を発症された男性Iさん、すぐに入院され一旦は治まったのですが、3ヵ月後に難聴を再発し、疲れたときにはめまいも生じると相談に来られました。
最初は<冠元顆粒>などをお使いいただきましたが、ネットでいろいろ調べられていて、<板藍茶>を併用されることになりました。
その後4年間<板藍茶>を継続され、一度も再発することなく元気に過ごされています。海外での仕事やストレスの多い仕事で、それに対応する漢方薬を併用されたらと思いつつも、板藍茶だけでとても順調と言われています。
突発性難聴の原因はヘルペス・ウイルスという説があり、ヘルペスの薬で治ったという症例もあるようです。今回<板藍茶>がどのように作用したかは不明ですが、結果が良かったのは確かでした。
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最近若い女性の相談で多く見受けられるものに、ストレスによる様々な症状です。
本人はストレスが原因と気づいていないので、いくつかの診療科を巡られるのですが、どこも「異常なし」の診断で、漢方しかないと思い来られるのです。
そこで、よく見られる症状を列記してみました。
下痢と便秘が交互にくる
胃酸が上がる
右腹部がつっぱる
みぞおちに違和感がある
咽が詰まる感じや塞がる感覚
胃痛や嘔吐
食べてないのに下腹部が張る
舌が痛む
まぶたがピクピクする
額部が痛む
耳閉感がある
いずれも<診察で異常なし>と診断された場合は、ストレスが原因のケースが多く、漢方が良く効く症状でもあります。 あなたにはどれが該当しますか?
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私達、漢方に携わる人にとって、舌を見ることは病状の判断で特に重要な行為です。しかし、舌を見ることが日常化していて、「舌を見る」という行為自体の奇妙さを最近忘れがちです。
だって、舌ですよ・・・。
普通の人が友人と会って、挨拶代わりに「ちょっと、舌出してみて?」なんてことがあったら、「よっぽどのことになってるな」と表現するしかないでしょう。初めてのお客様に「舌出してください」と言うと、ほぼ決まって「エッ?」という顔つきをされます。
職業上人は色々なものを見て生きています。
歯医者さんなら、口の中を。
水道管工事の人は、水道管を。
などなど、少し考えると奇妙なものを見続けて生活しているのです。ですから我々漢方をやるものが舌を見ることも、その一環として捉えればありなのかとも思います。
「おっ、この舌は油断がならんぞ!」と身構えてしまった自分もその職業に立派に染まってきた証かなと思った瞬間でした。 (記 : 木下)
※図は舌の部分と、それに関連する内臓を表したものです。
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昨日は春の陽気でポカポカ。
花粉が初めて多く飛散したようで、一挙に花粉症の相談が増えました。とはいっても、昨年も、一昨年も来られているお客様が、思い出したようにこの時期に来店されます。
花粉症に使う漢方薬は眠くならないのが特徴で、且つ、様々な症状に対応したものがあるのも特徴です。ですので、毎年お越しいただく方は、上手に使い分け、あるいは併用されています。
まず3月の初期の段階は、やはり<衛益顆粒>からのスタートです。
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小児からのアトピーで長い間ステロイドを使ってこられたMさん、改善することなく繰り返すのでステロイド軟膏を止め漢方だけで取り組んでみようと相談に来られました。
お肌は乾燥気味で、仕事をしているときは痒みはないのですが、家にいてリラックスしているときは急に痒くなるとのことでした。そこで、乾燥を改善するため補血潤燥の<当帰飲子>や<三物黄芩湯>などの滋陰剤を使ったものの、あまり改善見られませんでした。
しかし滋陰剤が必要なことは明らかなので、エキス剤に代わり<煎じ薬>を使っていただきました。そうすると、今までになく調子がよいとのことでした。アトピーに限らず、エキス剤で余り改善されないときに煎じ薬に変えると良くなるケースがあります。
やはり漢方は煎じ薬が一番と思います。
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肩や首のこりについて先日事例を書きましたが
http://www.kanpou-ichizen.com/2008/01/post_dfde.html
さらにひどくなると背中がこわばり、腕がしびれたり、痛みが生じる時もあります。
原因の多くはストレスによって筋肉の緊張状態が生じていると思われます。特に中年の女性に多く見られるようです。
57歳の女性Hさん、3年前からご家庭の関係でストレスが多く、その頃から、頭がしびれる、背中がこわばる、肩や首がつまる、胃の上部がつまる感じ、わき腹が痛むなど、様々な症状が出現しました。当然、病院に行ってCTやMRIなど、あらゆる検査を受けられたのですが全く異常は無く、精神的なものであろうと<デパス>を処方されました。その後、服用していたものの症状は完治しないので、漢方相談にこられました。
このような症状はすべてストレスによる<気滞>によって生じていると考えられ、漢方薬は、気のめぐりを改善し、血流をよくし、緊張を緩和するような、<加味逍遥散> や <釣藤散>をお使いいただきました。このほか<冠元顆粒>なども使うケースがあります。
2週間ほどで少し変化が感じられるものと思われます。
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以前に蓄膿症の方の話を書きましたが
http://www.kanpou.info/ichizen/07120012.html
寒い時期になって少し悪化し、再び炎症がのため痛みが出てきました。
そこで以前からのお薬に<涼解楽>を加えてお使いいただいたところ、1ヶ月で痛みもなくなり、また良い状態に復帰しました。鼻や咽は季節変化の影響を受けやすいのですが、その時々の対応方法がありますので、細かくご相談いただくようにしています。
最近は漢方もドラッグストアで安くて手軽に買えるようになりましたが、やはり症状と体質を見極めて使わないと効果が無いものになりますので、専門店でご相談することが肝心です。
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更年期障害による不定愁訴は様々ですが、そのうちの不眠の例です。
55歳のHさんは、5年ほど前から動悸、不眠、梅核気、胃の不調など様々な症状があり、ドラッグストアで<半夏厚朴湯>を買って飲んでみたところ、頭痛がひどくなり、気分も悪くなったと相談に来られました。
そこで、舌を見た所赤くて舌苔が無い<陰虚>の状態でしたので、<天王補心丹>をお使いいただきました。しばらくして「薬を飲むと冷える感じがし、便がゆるくなる」とのことでしたので<婦宝当帰膠>を併用していただきました。その後2ヶ月ぐらい使われた結果、動悸や不眠は改善され喜んでいただきました。
更年期障害に使う漢方薬はとてもたくさんの種類がありますが、症状をしっかり聞いて選択すると短期間で効果が見られるものです。まずはご相談ください。
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