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2007年4月18日 (水)

先天の本と後天の本

中医学で<腎>を先天の本といい、生まれながらにして持っている生命力・エネルギーを意味します。

また、<脾胃>を後天の本といい、脾胃すなわち消化器系による消化吸収の働きによって気血が生まれ、生命が支えられているということを意味します。

そこで、心臓も肝臓ももちろん大事ですが、胃腸系はその元として最も大事なのです。

68歳の女性Mさん、風邪を引きやすいといって昨年秋に相談にこられました。話をお聞きすると胃腸が弱いとのことでしたので、風邪の予防薬ではなく、胃腸の働きを高める<香砂六君子湯>をお使いいただきました。その後<牛車腎気丸>なども併用されつつ、結果今年4月までまったく風邪を引かなかったとご報告いただきました。

風邪の予防にお勧めしている<板藍茶>や<プロポリス>などの健康食品も使われず、また準備されていた風邪のための漢方薬も使うことなく元気に過ごしてこられました。

後天の本、すなわち胃腸を丈夫にすれば風邪をひきにくくなるという、根本治療の大切さを学びました。

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