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2006年6月19日 (月)

漢方薬の指名買い

最近は漢方に関する書籍や雑誌での特集がふえ、若い方々に漢方が普及してきた感じがします。

そして自分で調べて判断し、漢方薬名を指定して買いにこられます。体質に合っているときは、もちろんそれで良いのですが、合わないときはその理由を説明するのに一苦労します。

ご本人が良いと思われたものは、信じ込んでおられるので、こちらの処方に変更すると「効かない」という先入観があり、より効かなくなる可能性もあります。そこで、できるだけご本人の希望に合わせるのも、効果を引き出すためには良い方法かと考えるようにしています。

24歳の女性、以前は冷えのぼせがあり、こめかみに頭痛があったため、桂枝茯苓丸や加味逍遥散を用いていましたが、今回多汗症の相談でこられ、本によると「桂枝加黄耆湯」が合うようだとのこと。そこで、体質をお聞きすると、比較的肌も弱く、蕁麻疹も出るようで、のぼせもなく、<表虚>による多汗と考えられたので、今回はご指定の処方で対応できホッとしました。

このほか、医師から「この薬は合わないからやめて下さい」といわれたとか、本で読むと違うような気がする、などと途中でやめられるケースもまれにあります。遠慮なく聞いていただければ詳しくお答えできるのですが・・・残念です。

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