2006年6月30日 (金)
当店スタッフの息子さんが、大学の課題として「雑草を食べる」というブログを書いています。内容は、地震・洪水・食糧難のときに雑草が食べられるかということを試しているという楽しいもの。
そういえば昔はいろいろなものを食べてきました・・・。
例えば、おやつ代わりにスイバ(酸葉、スカンポ、スイコともいう)に塩をつけて食べると結構おいしいものです。イタドリなどは今でも山に入って取ってきますが、おいしいものは、太くて乾燥しておらず、少し白い部分がある若い芽です。
その他、五行草、カキドウシ、雪ノ下、ぺんぺん草、たんぽぽなど、野山にはたくさんの食べられるものがあります。これらのものは漢方の生薬として使われるものや、民間薬として各地で使われるものも少なくありません。野草のサイトもたくさんありますので是非見てください。
野草はアクは強いですが、ミネラル分が豊富です。そして栽培された清浄野菜と違って、自然のものは土と水と太陽からの「気」を受けていますので、食することで身体に「気」を受ける感じがします。但し、道端のものは不衛生ですので、人が立ち入らない場所で採ってくださいね。
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2006年6月29日 (木)
このところ梅雨らしく湿気が強い毎日で、むくみやはれが出やすい状況です。
以前から腱鞘炎のある27歳の女性Tさん、最近手首が腫れてきて、力がかかると痛いとのこと。見た感じでは赤くなっていないので炎症や熱はなく、単にむくみを生じているようでした。
そこで<桂枝加朮附湯>を使っていただき、温めながら、むくみをとり、痛みを改善するという処方にしました。1週間程度で改善するものと思われます。
この時期、湿気のためにむくみを訴えられる方が続いています。
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2006年6月28日 (水)
胃腸薬といっても、たくさんの種類があり、微妙に使い分けます。
例えば<六君子湯>は比較的体力のない胃弱や胃液分泌の多い方に、<香砂六君子湯>は香附子と縮砂が加わった六君子湯で、神経症を持っている気滞タイプに、<半夏瀉心湯>はおなかが鳴る、あるいは下痢するタイプ、<補中益気湯>は疲れやすく、食欲がないタイプなどに使いますが、これらをあわせて使うこともあります。
68歳女性Kさん、元々胃弱でしたが、背骨の圧迫骨折をされたために腹部にコルセットをはめることになりました。かなり腹部を圧迫するため食欲もなくなり、身体は疲れやすく、体重も低下してきました。そこで<香砂六君子湯>と<補中益気湯>を合わせて使っていただいたところ、食欲も気分もよくなりました。
しかし、腸のあたりでゴロゴロといつも鳴り(これを雷鳴といいます)気になって仕方ないとのことで、2回目は<半夏瀉心湯>と<補中益気湯>に変更しました。
1ヶ月でほとんど気にならなくなったので、また最初の処方に戻したところ、再び雷鳴が生じ、胃もたれも出てきました。そこで再び<半夏瀉心湯>に戻したところ改善しました。
ちょっとした処方の変化が正直に現われているのです。このような場合は、微妙な調整を必要とすることもあります。
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2006年6月26日 (月)
毎日たくさんのご相談を受けておりますが、少しでも早く確実に対応するため、社内では検討や打ち合わせを<スカイプ>や<チャット>や<メール>で行っています。
出張時などはAir-Hやエッジと呼ばれる、PHSを使った無線データ通信を使い、携帯電話と同様にどこでも即時対応できるようにしています。残念ながら新幹線の中では通信状態が悪く使いにくいのですが、ホテルでは最近ブロードバンドが引かれさらに便利になっています。
海外でもセキュリティのかかった通信環境が整い、携帯(モバイル)のパソコンで打ち合わせが出来るようになりました。
インターネットがさらに普及する時代に合わせて、複数のスタッフで対応できるシステムをつくっていますので、安心してご相談下さい。
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2006年6月23日 (金)
慢性病の場合は、同じ漢方薬を1ヶ月以上続けることもありますが、急性病の場合や、状態が変化するような多くの疾患では、変化に伴って漢方薬を変えていくのが通常です。
例えば、風邪の初期には、<葛根湯>や<麻黄附子細辛湯>などの薬を用いますが、熱が下がったり、咳や他の症状が出る時期には、<柴胡桂枝湯>などを用います。そうすることによって改善が早くなり、漢方薬がよく効くのです。
毎日メールで多くのご相談を受けていますが、現在の状態に適した漢方名を『教えてください』というだけの問合せも多いのです。そしてその結果をもとに、病院またはどこかで入手されるようですが、状態が変化すれば漢方薬も変えていく必要があるのに、同じ薬で続けられても改善しないと思われるケースもあります。
せっかく漢方を始められるなら、改善するまでしっかりと治されることが、無駄のない使い方なのです。最初は安くで手に入れられても、治らなければ結局は高くつくことになります。
漢方薬を有効に使うことをおすすめします。
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2006年6月22日 (木)
漢方薬の外箱に書いてある「効能・効果」とは全く違った用途・目的に用いることがしばしばあります。
漢方を専門的に取り扱っている店なら、このような使い方は当然のことなのですが、お客様は不信感をもたれることがあり困ります。漢方薬を継続して使われている方は信頼しきっていただいていますので、薬の説明を全く要求されませんが、初めての方の場合は不安があり、理解できないようです。
今日来られた方、中性脂肪が長い間高く、なかなか下がらないとのご相談でした。この症状にはたくさんの漢方薬がありますが、体質や、脂肪肝傾向との話を総合し、<扁せき>を紹介しました。しかし、外箱の効能・効果には『脂肪過多症』だけ記載され、中性脂肪の文字はありません。また、「そんなに太っていない」という意識があるようで、話しても理解は得られませんでした。
この漢方薬は水毒や体毒を去り、血液循環をよくすることで脂肪過多を改善し、中性脂肪軽減に実績があるのですが・・・。
また、<星火温胆湯>もコレステロールや尿酸値が高いような、痰湿タイプの方に用いるのですが、効能書きは『胃腸衰弱者の不眠・神経症』で、自分はそんなタイプとは違うと言われます。
西洋医学的な基準に基づく薬事法だから仕方ないのですが、効能・効果の表記内容は困ったものです。
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2006年6月21日 (水)
梅雨に入って、湿度による影響が身体にでてきたようです。
元々便がゆるい方は、この時期さらに悪化しやすく、薬も変えていきます。
40歳男性Nさん、昔から胃腸が弱く、下痢や痛み、ガスなどのトラブルが続いていました。当店では、大建中湯や<半夏厚朴湯>、<六君子湯>などを使っていただいていますが、最近時々水様便のような時があるとのこと。
そこで、便をまとめ、腸内の水分をあるていど吸収してくれる<ラクシュミ>を使っていただきました。根本治療は腸の働きを良くすることですが、応急的には食物繊維を使って水分を吸収させることで、軟便が改善するケースはたくさんあります。
<ラクシュミ>は便秘傾向の方にも、下痢傾向の方にも使える便利な健康食品で、当店では人気商品のひとつになっています。
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2006年6月19日 (月)
最近は漢方に関する書籍や雑誌での特集がふえ、若い方々に漢方が普及してきた感じがします。
そして自分で調べて判断し、漢方薬名を指定して買いにこられます。体質に合っているときは、もちろんそれで良いのですが、合わないときはその理由を説明するのに一苦労します。
ご本人が良いと思われたものは、信じ込んでおられるので、こちらの処方に変更すると「効かない」という先入観があり、より効かなくなる可能性もあります。そこで、できるだけご本人の希望に合わせるのも、効果を引き出すためには良い方法かと考えるようにしています。
24歳の女性、以前は冷えのぼせがあり、こめかみに頭痛があったため、桂枝茯苓丸や加味逍遥散を用いていましたが、今回多汗症の相談でこられ、本によると「桂枝加黄耆湯」が合うようだとのこと。そこで、体質をお聞きすると、比較的肌も弱く、蕁麻疹も出るようで、のぼせもなく、<表虚>による多汗と考えられたので、今回はご指定の処方で対応できホッとしました。
このほか、医師から「この薬は合わないからやめて下さい」といわれたとか、本で読むと違うような気がする、などと途中でやめられるケースもまれにあります。遠慮なく聞いていただければ詳しくお答えできるのですが・・・残念です。
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2006年6月18日 (日)
昨日のTV番組「チャングムの誓い」では、医女になるための実習で生薬を学ぶシーンがありました。
生薬は、目で見て色形を知り、手で触れて状態を知り、香りを嗅いで精油成分などを知り、かじって味を知ります。現代は試験機器で成分分析は簡単にできますが、それでも香りや全体的な品質は人間の五感により、判断されます。生薬には植物の根が多く使われますが、たとえば「人参」と「桔梗」は見ただけでは判断しにくく、香りや味で初めて違いがわかります。(左:桔梗 右:人参) 
最近は漢方薬もエキス製剤を使うことが大半ですが、難しい疾患や、うまく改善しない場合は、やはり『煎じ薬』が良く効きます。それはエキス剤の製造方法による差異だけでなく、使われている生薬原料も関係していると思われます。
「チャングムの誓い」は、ストーリーだけでなく、東洋医学に関わる大事なことを教えてくれる番組です。
煎じ薬をつくるにはhttp://www.kanpou-ichizen.com/2005/08/post_24d1.html
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2006年6月16日 (金)
当店の近くに専門学校があり、昼休みは周辺のコンビニが学生さんでいっぱいになります。
難しい国家試験前になると、毎年のように学生さんが相談に来られます。ほとんどが、不安感や不眠、胃腸障害、過緊張による痺れなどです。学生さんはアルバイトをする時間的余裕もなく、そのため金銭の余裕もない人が多いのです。
そこで、安神剤としてよく使う<牛黄製剤>などは高くて使えず、お勧めしているのは<シベリア人参>です。ハーブティでありながら<シベリア人参>には即効性があり、気軽に使えるのが特徴です。湯で溶くとほんのり甘く、少し香りがしておいしく、特に女性に好まれます。もちろん漢方薬も使えますが、忙しくてきっちり飲めない方も多く、お茶代わり休憩にというのが受けるようです。
試験前日に来られた時は、今までの努力を実らせるよう、頭脳明晰にする<牛黄>が入った<日水清心丸>などを使っていただきます。牛黄は頭の疲れを感じさせない、気力を維持できる薬、と実感しています。
手渡す時は必ず「これで大丈夫や!」と一言声をかけ、気を入れるようにしています。
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2006年6月15日 (木)
先日のワールドカップは意外な展開でコメントのしようもありませんが、そのあと寝付けなかった方は多いと思います。おかげで、あくる日は眠いやら、目にクマを作った方もおられたのでは?
そして次回は18日(日)の午後10時からで、またもや明くる日は月曜日!今度は喜びの興奮で寝られないかも?。
そして特にお酒を飲みながら見ている方に<廣禅顆粒>がおすすめです。サッカーが始まる前に1包、寝る前1包で、明くる日は二日酔いもなくスッキリ目覚めです。
廣禅顆粒は、成分の<田七人参>と<蛇胆>が肝臓の働きを助けて二日酔いを防止し、さらに女性の方には、<田七人参>が血流を良くして目のクマを予防します。
ビジネスマンのポケットには手帳とあわせて必携ですが、家では『テレビの上に置いておくとよい』商品です。
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2006年6月13日 (火)
昨日の続き、ストレスによる頭痛の話です。
37歳Aさんは色白、冷えやすく、家庭のことや子供のことでストレスを受けやすい方で、よく頭痛を起こします。日頃はイライラが多く<加味逍遥散>を使っていただいているのですが、頭痛のときは<川きゅう茶調散:商品名は調丁顆粒>を頓服として使っていただいています。
この薬は、冷たい風が当たったときに発症する<風寒>の頭痛の薬としてよく使われますが、中に止痛効果のある生薬<白し>や<羌活>が含まれているため、偏頭痛や神経性の頭痛、あるいはピリピリと痛むようなタイプの方に用いて即効性がある場合が多いです。
常備薬として置いておくとよい漢方薬です。
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2006年6月12日 (月)
今日、明日は頭痛の話を2題です。
頭痛もたくさんの原因があり、たくさんの処方がありますので「頭痛にはこれ」とはいかず、体質や、発症のきっかけ、悪化する要因や時間などを尋ねて考えます。
男性Mさんは、ほとんど毎日肩こりから後頭部にかけて頭痛がし、ストレスを感じると酷くなり、こめかみも痛むときがあります。朝夕問わず発症するため、相談にこられました。
お聞きした症状からは緊張性頭痛と言われるもので、一般的には肩こりから来る場合は<葛根湯>が使われますが、この方には<釣藤散>を使っていただきました。
結果は、飲んでいると楽になるが、やめると痛むとのこと。ストレスという根本原因が取り除くことが出来ないので、完全に治まるには時間がかかりそうです。緊張性頭痛には他にも<芍薬甘草湯>などを使うこともあります。
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2006年6月10日 (土)
漢方の中でも重要な生薬<当帰>の花が店頭に咲きました。写真は真上から撮ったもので、プランタの狭い中でも立派な姿をしています。
<当帰>はセリ科の植物で、奈良県や北海道で栽培され、日本で自給できる生薬の中でも主要なものです。
漢方では補血(血を増やす)、活血(流れを良くする)調経(生理を整える)などの作用があり、女性のための基本薬として、昔から「血の道症」に使われてきました。日頃たくさんの方にお使いいただいています<婦宝当帰膠>の成分の7割が当帰ですし、その他にも<当帰飲子><加味逍遥散><紫雲膏>など様々な漢方薬に含まれています。
生薬としては根を乾燥して刻んだものを使いますので、花を見る機会はほとんどないのですが、改めて『当帰を摂ると、当帰の花の様に きれいになれるのだ!』と思いました。
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2006年6月 9日 (金)
めまいの話は以前にも書きましたが、漢方薬はめまいに対してとても効果があります。
http://www.kanpou-ichizen.com/2005/08/post_3318.html
但しめまいのタイプや、その方の体質によって漢方薬は異なりますので、上手に使い分けることがポイントです。
65歳の男性Oさん、耳の奥に腫れ物があり、以前から中耳炎をよく起こしていました。昨年12月に回転性のめまいを発症し、病院に行って薬をもらわれましたが、10日後に再びめまいを起こし、漢方薬を求めて来られました。
発症したときの状態を聞くと、ムカムカ吐き気がし、実際に吐いたらめまいは急に治ったとのこと。これは明らかに<水滞>で、頭部の水分が多く、あふれているいる状態で、<半夏白朮天麻湯>と<冠元顆粒>をベースにお薬を調合し、使っていただきました。
それ以来継続されて6ヶ月経過しましたが、一度もめまいや中耳炎は起こっていません。あとは耳の奥の腫れ物がどうなっているか、近日中に頭部CT検査を受けられる予定で、小さくなっていることを期待しています。
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2006年6月 8日 (木)
昨日に続いて、うれしい話第2弾です。
ネットでは様々なご相談をお受けし、前回のメルマガでもそのランキングを紹介しました。
http://kanpou.cocolog-nifty.com/kanpou/2006/05/_20060530_8ab3.html
その中のひとつ、<耳鳴と耳閉感>の改善例を紹介します。
47歳Mさん、昨年9月に仕事に関連するストレスが引き金となって、耳鳴と難聴、耳閉感が発症しました。病院にではステロイドや循環改善剤などを投薬されていましたが、改善の傾向が見られず、今年4月中旬にネットでご相談をお受けしました。
症状や経過、体質等をお聞きすると、原因はストレスによって心の火が上に上昇し頭部の聴覚神経系に影響を与えていると思われました。また体質は<肝胆湿熱>タイプで<肝火上炎+心火>と考え、<瀉火利湿顆粒> と <黄連解毒湯> を組み合わせて使っていただきました。
1ヵ月後、良いときと悪いときを繰り返しながら、耳鳴りは気にならない程度まで改善し、6月上旬にはさらに調子良い日が増えたとの事でした。
そして一昨日には『医院では見放され暗い気持ちになっていましたが、漢方で改善傾向がみられ、何か前向きな気持ちになりますね。今日も調子がいいです。』とのうれしいメールをいただきました。
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2006年6月 7日 (水)
きょうはとてもうれしい話です。
アトピーで相談にこられた29歳の女性Oさん、小児の頃よりアトピーで、手や顔に紅斑が発症し、乾燥時期や暑いところでは悪化していました。
そこで3年間、専門の医院にかかって<煎じ薬>を飲んでおられたのですが、良くなったり悪くなったりで、あまり改善傾向がみられず当店に来られました。
体質は、<気血両虚>ですが、現在は赤みが強く、またのぼせもあり、便秘傾向もあって<血熱>が少しあると思われました。そこで血熱を去り、便通をよくする<涼血清営顆粒>、清熱補血のために<温清飲>、そして肺腎を補い、のぼせをとる<滋陰降火湯>を少量で合わせ、服用していただきました。外用には<瑞花露>を併用しました。
2週間後の先日来店され、1週間目ですごく効いてよくなってきたとの事。周りの方が『どうしてそんなに変わったの!』というほど、赤みが消え、痒みもほとんど無くなり、楽になったとの事でした。
いままでたくさんのアトピーの方を見ていますが、こんなに早く改善した例は初めてで、Oさんと共に大喜び!でした。当然のことですが、他の薬や漢方薬は一切使わず、今回の3種類だけの結果です。ピッタリ合うときは、このようになるということを学んだ症例です。
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2006年6月 5日 (月)
当店の庭に<ゆずらうめ>の実がなりました。漢字では<梅桃>と書きます。
少し甘酸っぱくて、とても美味しいのですが、この小さな実にも種があり、現代っ子はだれも食べないと思います。なつめやぐみなども昔は貴重なおやつでしたが、昨今はトマト、オレンジ、パイン、スイカ、メロンなどのように大きくて甘い物ばかりふえてきて、このような酸っぱい味は食べられることなく忘れ去られるのです。
漢方では味を<酸苦甘辛鹹>の5種(五味)に分け、それぞれが身体にどのように作用するかにより生薬構成を考えるのですが、食物では自然の姿が失われてきています。フルーツではほとんどが<甘甘甘甘甘>になりましたし、最近酢を飲む方がふえてバランスが崩れ、<酸酸酸酸酸>になっています。
作られた食べ物が身体のバランスを崩しているのではないでしょうか。
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2006年6月 4日 (日)
本日は定例の社内研修会がありました。
いつもは内科の先生を講師に、各種疾患の病理や症状について学ぶのですが、今回は糖尿病に関する現況や治療、自己管理を学びました。
糖尿病は現在の患者数は700万人、予備軍を含めると1300万人と言われ、日本は糖尿病大国です。10人に1人の割合ですが、60歳以上では6人に1人で、あなたの周りには必ず糖尿の方がおられます。
糖尿病は血糖値の自己管理が重要で、運動や食事療法でどのように血糖値が変化するのか、医者任せでなく自分で知ることです。基準は、空腹時血糖が110mg以下または、糖負荷試験で2時後における血糖値が140mg以下の場合は正常範囲です。
最近は簡単に測定できる機器もでき、スタッフでやってみました。低い人は空腹時76mg
でしたが、高い人は127mgで超えていました。これは私ですが・・・、他人に言う前に自分を正さなければと反省しました。
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2006年6月 3日 (土)
体質から考えるニキビの原因は数タイプあり、状態や体型などで漢方薬を使い分けますが、なかなか理論どおりに行かないケースもあります。
36歳女性のDさん、アゴやフェイスラインにニキビが出始めて2年経過し、悪化してくるので相談にこられました。
便秘やストレスで悪化し、胃腸は丈夫で食べ物による影響は少なく、また生理周期による影響もないとのこと。ニキビは紅丘疹ができ、暫くすると白い脂質がでたり、化膿してくるというもの。
そこで赤みが強いので<血熱>と考え、<涼血清営顆粒>や<清上防風湯:商品名ベーラ>などを2ヶ月間使いましたがあまり良くならず、繰り返していました。そこで<十味敗毒湯>をベースにした処方に変更したところ、新しいニキビは出なくなり、徐々に改善してきました。その後<ヨクイニン>のエキスを加え、赤みもニキビ跡も改善しました。
十味敗毒湯は化膿性の湿疹などによく用いますが、この方の場合は赤みが強く、熱の証が強かったので<血熱>を優先させて考えたのですが、むしろ化膿=湿を考えるべきだったと後で思った例でした。
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2006年6月 2日 (金)
糖尿病の相談は多いのですが、初期から中期の段階では自覚症状がなく、根気良く続ける方が少ないのが実情です。しかし将来を健康に過ごすためには、早い段階でしっかり対応することが肝心です。
55歳男性Kさん、3年前の4月に、糖尿病で身体がだるいと相談にこられました。この時は血糖値も高く、HbA1cは13%で、入院を必要とするレベルでした。それでも自力で改善するとのことで入院せず、西洋薬と漢方薬の<ケイギョク>や<若蘇源>を使い、食事や運動もしっかり改善されて、HbA1cはその後に10%台、9月で7%台まで下がりました。
その頃からお茶で糖尿病に良いものをとのことで、<グァバ葉>と<連銭草>を組み合わせて毎日のお茶として飲まれていました。当然、食事や運動も気をつけられているようですが、その後も薬を飲むこともなくデータは安定しています。
Kさんの《自覚と努力》の結果ですが、合わせてお茶も良かったのかと喜んでいます。
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2006年6月 1日 (木)
女性は毎月の生理で血液が失われ、元々貧血になりやすいのです。病院では鉄剤などを処方されますが、胃腸の弱い方は負担になるため使われないケースもあります。漢方では補血剤のファーストチョイスは<当帰>という生薬です。
50歳の女性Oさん、病院の検査で貧血を言われていて、ときどきめまいがし、疲れやすいとの相談を受けました。10年前に潰瘍になり、胃を一部切除したこともあって胃腸が弱く、食べ過ぎるともたれやすく、舌が痛むときもあるとのことでした。そこであまり多くの薬は胃に負担になるので、<婦宝当帰膠>だけを使っていただきました。
1ヵ月後の昨日お越しになり、疲れも貧血症状も改善し、体調は良好と喜んでいただきました。そして次に胃腸の働きを良くしたいとのことでしたので、今回は<婦宝当帰膠>と<香砂六君子湯(星火健胃錠)>をお使いいただきました。
<婦宝当帰膠>は貧血の女性に対し、短期間で改善が期待できる優れたお薬です。
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