更年期の自律神経失調
自律神経失調症の方は様々な症状を訴えられますが、大変わかりにくいときがあります。このような時は舌の状態や目の色など、外見からわかることを参考に判断します。
64歳女性Iさん、5年まえから家庭環境に変化があり、忙しくて精神的な疲れがひどくなり、そのころから調子が悪くなり始めました。
少し考え事をすると頭に血が昇り、それに伴いめまいがして、なんとなくフラフラするし、酷いとムカムカしたり、動悸が起きたりします。見た目は元気なので、周囲の方は『お元気でよろしいいですね』と言われるのがとても辛いとのこと。確かに、最初来店された時も、舌や外見は全く異常ないので私も気が付かなかったことを思い出しました。人は見た目だけではわからない悩みを持っておられるものなのです。
そこで、中医学で言う肝気の上衝とみて、疏肝剤や安神剤をお使いいただきましたが改善せず、動悸だけは<救心感應丸気>で楽になったとのことでした。元々が更年期症状と係わる事でもありましたので<女神散>を加え、様子を見ています。
何年来のトラブルで、短期に改善するとは思われませんが、ひとつの症状でも良くなると、他の症状も一気に良くなるもので、はやく改善することを願っています。
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