躁病とうつ病
躁うつ病は双極性障害といわれ、うつの状態と躁の状態が入れ替わりで出現するようです。
そして春先は躁病がでやすく、秋や冬はうつ病になりやすいとも言われ、中医学でいう「陰と陽」の関係がここにも現れるのです。春夏は陽で、秋冬は陰が満ちる、この変化を表したのが「太極図」です。
さて、躁病になると、休みなく話す、大きな声、怒りっぽい、気が短くなる、異常に買い物をする、ギャンブルに走る、などですが、通常の行動とも見分けがつきにくいようです。病的な場合は精神科医の判断が必要です。
48歳女性、通常はしっかりした仕事をされる事務員さんですが、時々躁病になり、前述のような、大声、長電話、異常な買い物などが起こります。周囲の方が見ておられてすぐに気づくようで、早速漢方薬を使っていただいています。
交感神経の興奮を抑制する<抑肝散>や 鎮静作用のある<牛黄製剤> などを基本にし状況によって調整し治まっていきます。
しかしうつ病の方は、薬自体が躁病の原因になることもあり、薬が症状を生み、その症状改善のために薬を飲むという悪循環に陥り、難しいものです。
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