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2006年4月30日 (日)

森林浴の効果

昔から言われていることですが、森林浴が健康に良いという話を『おもいっきりテレビ』で放映していました。

3大効果は「ストレス軽減」「がん予防」「脳の疲れ回復」ということです。ストレスが軽減されると血圧も下がりますし、これによって免疫細胞が活性化し、ガンの予防にもつながるのは当然です。

森林まで行けない方は、公園の緑の中に入るのも良いですし、それも難しい方は窓から緑を眺めるだけでもストレスを発散させる効果があるようです。最近はこれらのことが科学的データをもって証明されているようです。Niwa

当店の待合コーナーも庭が見え、常に緑があるようにしています。 五月連休はまだこれからですので、ぜひ緑をいっぱい見て、松の木の香り成分<アルファピネン>を吸い込んで、脳を休め、免疫細胞を活性化し、ガンを予防してください。

私も昨日の比良山に続き、今日は緑の中で山菜取りをしてきま~す。

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2006年4月29日 (土)

ミズバショウの花

今日は連休初日です。混雑を避けて? 私は山中に来ています。Mizubasyo

ここ滋賀県の比良山系はまだ自然が残されていて、花も渓流釣りも楽しめる私の庭です。今日はミズバショウの花が咲き初めていました。花言葉は「変わらぬ美しさ」で、清楚な美しさを感じさせます。

都会の喧騒を離れて、自然を感じるにはぴったしの植物ですね。

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2006年4月28日 (金)

飲食不可能な方に

胃のポリープやガンによって幽門付近が狭くなり、飲食物の通りが悪くなることがあります。ひどいときには流動食や水分しか受け付けないという状態になります。

私も10年前はポリープ体質であったため、ポリープが大きくなるといつまでも胃もたれし、腸に降りていかない感じを受けることがありました。胃カメラを受けると、ポリープが大きくなっているとのこと。原因は飲食にあるのは明らかで、要は飲みすぎ!だったのです。

3年間同じことを繰り返したので、そろそろ気をつけようと思い、<ササヘルス>を飲み、酒類を控えるとポリープは出なくなりました。

しかし、ガンの方の場合はそう簡単ではないのです。固形物が食べられないので水分や流動物が中心になりますと、水が胃に溜まった状態になり、少し食べただけで嘔吐するようになります。できれば嘔吐を止めたいとの相談を受け、<五苓散>を使うことにしました。

嘔吐を繰り返す方に、薬を飲めないので、おも湯などと一緒に薬を少量をまぜ、何回にも分けて服用することで、胃中の水がはけて、嘔吐が楽になるという例があります。同様にガンの方でも使えるものと思い、試していただきました。

少しでも飲食ができて、体力回復ができますように!

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2006年4月27日 (木)

薬の効能書きと実際

新しい医薬品は厚生省の許可が必要で、漢方でもなかなか許可がとれず、過去の処方などを元にして申請し、取得されるようです。

今回、新しい、そしてすばらしい処方の製品が出ましたので紹介します。Katsumeisan_1

構成生薬は

紅参=オタネニンジンを湯通ししたもので、効能は補気、滋陰

鹿茸=マンシュウ鹿の幼角で、補腎、補陽、強筋骨作用

菟糸子=ネナシカズラの種で、補腎、固精、強壮、明目作用

枸杞子=クコの実で、補腎、明目作用

というものです。

この薬の効能書きには<滋養強壮、虚弱体質、病中病後、肉体疲労、冷え症>などとなっています。多くの補腎効果の漢方薬は、同様の効能書きが書かれていて、何でも滋養強壮剤と思われがちですが、実はそれぞれの働きがあり、使い分けが必要です。

例えば、この<活命散>の場合は、生薬の働きから見ると、

補腎・・精力剤に使える

固精・・夜間頻尿や夜尿症など、漏れるのを防ぐ効果にも

明目・・目のトラブルに使う

補腎陽・・・体を芯から温めるので冷え症にも 

などと、生薬から用途がわかります。滋養強壮剤も正しく使うと効果は抜群です!。

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2006年4月26日 (水)

続・子供の花粉症

花粉症の子供が年々増えているように思われます。

子供の場合は西洋薬は使いたくないし、かといって目の痒みやイライラのままではかわいそうだし・・・ということで漢方を求めてこられます。漢方薬は量を調整することで幼児でも安心して使えますので、喜んでもらっています。

5歳のTくん、今年から花粉症になり、鼻がつまり、目が痒く、顔もかゆくなり、イライラとしている様子でした。一般的に子供は漢方をいやがるように言われますが、Tくんは粉薬も錠剤も平気で、<小青竜湯>と<天津感冒片>を使ってみました。1週間後こられて、楽になっている様子で、そのまま継続していただきました。

花粉症も今年はそう酷くなく、終えそうですが、来年に向けて発症しないよう生活に気をつける必要があります。一番大事なのは《冷たいものをたくさん飲むこと》をやめさせることですよ、お母さん!

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2006年4月24日 (月)

イライラ病

イライラ病という病名はありませんが、とにかくイライラする、暴力的になるなどの神経疾患があります。特に春は自律神経が乱れやすく、うつ病のようになったり、なんでもないのイライラとする方が増えます。

32歳男性Hさん、専門的なお仕事をされていて、まじめな方なのですが、仕事でストレスを受けやすく、イライラが強い、酷いときは物を投げつける、暴力的になる、でも落ち着くと反省していて自分でもわかっている、とのことで、昨年にご家族が相談に来られました。

そこで<抑肝散>などを使っていただいたところ、2週間過ぎた頃から落ち着きが見え始め、その後も激しい状態は生じなくなり、安定していました。

ところが4月に入り、少し焦りやイライラが再び強くなり、病院の安定剤が増えたようです。その後、脈拍が増え、高血圧が高くなり、むくみがでるなど、副作用が出現しまし、すぐに薬は変えられたようですが、脈拍はすぐに落ち着かないようです。

調子良く経過しているときは、「もっと早く良くならないか」とあせりが出てくるのが普通ですが、焦ると薬が増え、その結果悪化するケースを見受けます。

自律神経疾患の方には、《この時期悪くなるのだ》と開き直ることも必要なようです。

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2006年4月22日 (土)

漢方軟膏は安心です

店頭やネットショップに漢方軟膏を求めてこられる方は増えています。

今日お越しいただいた方は、子供のおむつカブレとお母さんの授乳時の乳首の傷などに使っていただき、ほぼ即効性で治るとおっしゃっていました。特に子供に使う場合は、知らない間に口に入れるなどの心配がありますが、漢方系の軟膏は安全で安心です。

様々な使い方があり、以前にも紹介していますが

紫雲膏 http://www.kanpou-ichizen.com/2005/09/post_5fbc.html

太乙膏 http://www.kanpou-ichizen.com/2005/09/post_2210.html

ベルクミン http://www.kanpou-ichizen.com/2005/09/post_7cbc.html

これらを整理してみました。

紫雲膏>・・・ あかぎれ、ひびわれなどの乾燥が酷いものとやけどに適します

太乙膏(タイツコウ)>・・・切り傷、とこずれ、かぶれ、痒みや炎症があるもの

ベルクミン(昔は中黄膏)>・・・おでき、ひょう疽、腫れ物、化膿性のもの

上手に使い分けて下さい。なお、いずれも多めに塗ることで効き目が良いようです。

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2006年4月20日 (木)

微熱が続く

風邪をひいているわけでもないのに微熱が続くという相談が時々あります。

中医学では体質を「実証」と「虚証」に分けて考えますが、店頭ではほとんど虚証の方がこられます。

微熱の原因のうち多いのが、<脾胃気虚>と<陰虚>です。脾胃気虚とは、高齢者や病後などで、胃腸の機能低下や体力低下した場合に生じる微熱で、午前や午後に発熱し、倦怠感や息切れなどの症状を伴います。また、陰虚とは、身体の水分不足状態で、慢性的な病気の方などに多く、午後や夕方から発熱し、手足のほてり、寝汗、のぼせなどを伴います。

70歳女性Mさん、風邪をひきやすく、一度ひくと治りにくい、風邪に関係なく微熱が続くとのことでした。最初は風邪予防に板藍茶と衛益顆粒を使っていただきました。その後も風邪症状やめまいが続き、まずは体力を回復することが先決と思い、牛黄と人参が成分の<霊黄参>をお使いいただきました。身体は楽になったものの微熱がとれず、その後中断しています。

症状が複雑なため単一処方では難しいのですが、基本的には前述の<脾胃気虚>が原因であり、<補中益気湯>などが適すると考えています。

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2006年4月19日 (水)

寝汗の漢方

先日、寝汗の話を書きましたが

http://www.kanpou-ichizen.com/2006/03/post_bcf9.html

その後ずいぶん楽になったとの報告を受けました。

寝汗の中医学的な原因もいくつかありますので整理してみました。大きく分けて

・体力がない高齢者や病後の方

・比較的体力があり、水分をよくとり胃腸が弱い方

・そして発熱を伴う病気の初期

などです。長期間続くのはこのうちの1、のタイプです。

心身の疲労がひどい場合、不眠や動悸などとともに現れます。こんなときには<帰脾錠>や<柴胡加竜骨牡蛎湯>などが使えます。

また、体力がなく、身体が乾燥し、手足がほてるなどの方の場合は<瀉火補腎丸>や<衛益顆粒>などを合わせたり、前回の<麦味参>を使います。これらの処方には気を補う<黄耆>や、無駄な汗をとめる<五味子>などが含まれて、効果を発揮します。

いずれも体質により漢方薬は異なります。

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2006年4月18日 (火)

地黄の花が咲きました

昨日に続き、店頭に咲いている花を紹介します。

Zi1_2 赤くて質素な感じの花をつけたゴマノハグサ科アカヤジオウという植物で、根を生薬<地黄>として使います。加工方法により、生地黄、乾地黄、熟地黄に別れ、それぞれ作用が異なりますが、主には身体に潤いを与え元気をつける<補腎陰>作用や、血糖降下作用などがあり、六味丸や八味丸、四物湯など多くの処方に含まれます。

当店のイチオシ地黄製剤は『ケイギョク』です。北海道産の生地黄を主成分とし、人参、麦門冬、地骨皮などが配合された【なめ薬】はなめた瞬間、これは効く!という感があります。

女性の冷えや肌の乾燥、疲労倦と、男性を強くする漢方薬として実績がある優れた滋養強壮薬です。

Zi2_1

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2006年4月17日 (月)

板藍根の花が咲きました

当店の店先に<板藍根>の花が咲きました。Hosoba

板藍根とはアブラナ科ホソバタイセイという植物の根を乾燥したもので、その成分には抗菌・抗ウイルス作用があり、中国では咽頭炎や肝炎、ヘルペスなどの感染症に用いられています。

日本でも飲み易くなったエキス顆粒<板藍茶>や<板藍飴>として普及していて、当店でも風邪の予防や咽の痛み、ウイルス性肝炎やヘルペスなどによく使います。

この花はアブラナ科の植物ですので、一見してどこにでもあるアブラナの花に似ていますが、地上茎や葉を発酵させて、藍色の染料としても使われ、よく知られています。

Banrantya

Nodo

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2006年4月15日 (土)

躁病とうつ病

躁うつ病は双極性障害といわれ、うつの状態と躁の状態が入れ替わりで出現するようです。

そして春先は躁病がでやすく、秋や冬はうつ病になりやすいとも言われ、中医学でいう「陰と陽」の関係がここにも現れるのです。春夏は陽で、秋冬は陰が満ちる、この変化を表したのが「太極図」です。Taikyokuzu

さて、躁病になると、休みなく話す、大きな声、怒りっぽい、気が短くなる、異常に買い物をする、ギャンブルに走る、などですが、通常の行動とも見分けがつきにくいようです。病的な場合は精神科医の判断が必要です。

48歳女性、通常はしっかりした仕事をされる事務員さんですが、時々躁病になり、前述のような、大声、長電話、異常な買い物などが起こります。周囲の方が見ておられてすぐに気づくようで、早速漢方薬を使っていただいています。

交感神経の興奮を抑制する<抑肝散>や 鎮静作用のある<牛黄製剤> などを基本にし状況によって調整し治まっていきます。

しかしうつ病の方は、薬自体が躁病の原因になることもあり、薬が症状を生み、その症状改善のために薬を飲むという悪循環に陥り、難しいものです。

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2006年4月13日 (木)

月刊誌リーフに紹介されたその後

2月末発行の【月刊誌 リーフ】に当店を紹介いただき

http://www.kanpou-ichizen.com/2006/02/leaf_a07e.html

その結果、3月はF1世代の方からたくさんの相談を受けました。相談内容は、<生理に関するトラブル> <肌荒れやニキビ> <ダイエット>がほとんどです。

漢方は<臭い>とか<苦い>とか<高い>などで、使ってみることを躊躇されていたようですが、中には<婦宝当帰膠>のように、美味しく! 安く! そして効果が高い! ものもあり、漢方(中医学)の一端を知っていただく良い機会になりました。

最近は漢方茶などという、手軽に飲めるハーブティーもたくさん出ていますが、なんとなく飲んでいるのではもったいないので、やはり目的を明らかにし、改善を自覚できるような使い方をしてほしいものです。手軽さは茶が良いのですが、効果はやはり<薬>でしっかり感じてほしいものです。

ところで、今回僕が勉強したこと、それは『年代表現』です。

インターネット事典では、

F1世代=マーケットの購買決定権の8割を握っているといわれている、20代から30代前半の女性たちの世代の俗称。

X世代=ほどほどの人生で満足する米国の20代から30代にかけての世代

視聴率調査の用語としては

M1=男性20~34歳、M2=男性35~49歳、M3=男性50歳以上を指す

F1=女性20~34歳、F2=女性35~49歳、F3=女性50歳以上を指す

ということらしいです。

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2006年4月12日 (水)

自律神経のトラブル・その2

先日(7日)のブログやメルマガにも自律神経失調に関して書きましたが

http://kanpou.cocolog-nifty.com/kanpou/2006/04/_20060411_f510.html

もう1つの例です。

64歳女性 Iさん、6年前に家庭の状況が原因でうつ病になり、それ以来安定剤や抗うつ剤を服用しておられました。漢方も一時使っておられたのですが、あまり変化がないとのことで相談に来られました。

のどが詰まり息苦しい、頭がカーッとした後フラフラし、その後がドキドキする、そして不安になるというパターンを繰り返しているとのことでした。他人からみると自律神経失調症の感じはなく、周りの人からは「お元気ですね」と言われようですが、本人はとても苦しく、答えようがないとのこと。皆さん同様に訴えられます。

そこでIさんには「抑肝散」を主とした漢方薬と、ドキドキしたときの頓服として<救心感応丸気>を使っていただきました。

2週間後の昨日に来店され、ドキドキするのがかなり少なくなったし、ドキドキの時に<救心感応丸気>を飲むとすぐに治まり、そのうち飲むことを忘れるくらいになっているとのことでした。

長期間の症状ですので、すぐに解決するとは思っていませんが、少しでも楽になれば安心感と自信が出来て、また良い方向に向かうものと思われます。『少しずつ、少しずつ』の積み重ねが良い結果につながると思います。

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2006年4月10日 (月)

リウマチの炎症

リウマチの相談はよくあります。冷える時期に痛む方が多いのですが、これからは湿気の多い梅雨が心配されます。

リウマチの指標のひとつに<CRP>がありますが、これは炎症または組織壊死のあるときに高くなります。この数値が高い方はステロイド剤のパルス療法や、ロキソニンなどの鎮痛剤を使われます。漢方薬もいろいろと使いますが、最近は健康食品のアリ製品も使われます。

50歳女性Tさん、若くからリウマチの傾向があると言われていたのですが、昨年夏から悪化し、秋からステロイドホルモンによる治療を始められました。

昨年末に来られたときはCRPは6近くで、他のデータもかなり悪い状態でした。漢方薬に合わせて、アリ製剤の<イーパオ>を使っていただきましたが、先月はCRP1,8まで下がりステロイドも減らすことができました。西洋薬や漢方薬を併用した結果ですが、他の方でも同様の経験をしています。

食用アリにはミネラル成分が多く、微量成分として、マンガン、亜鉛、セレンなどが含まれ、これらが免疫調節するのではないかと言われています。中国では、リウマチや肝炎治療にアリ製剤が使われ、生薬市場にはアリの粉末が売られています。

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2006年4月 8日 (土)

お花見の必携は

今日は朝の通勤電車が満員! 何事かと思ったら花見にお出かけの方ばかりのようです。

特に京都祇園・円山公園の枝垂さくらは満開で、鑑賞には最高の日です。今年は少し天候が不順でどうなるのかと心配していましたが、明日も晴れの見通しで、きっとすごい人出かと思います。

しかしみなさんお花見とは名ばかり? で宴会が盛んに行われていました。明日は休みですのでゆっくり飲めるのでしょうが、こんなときには<廣禅顆粒>が必携です。

田七人参が肝臓を保護し、二日酔いを防止してくれます。自分でも使っていますので、自信をもってお薦めしています。楽しいお花見にしてくださいね!

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2006年4月 7日 (金)

春に多い自律神経トラブル

春になると自律神経や不眠のトラブルが増えます。

昨日と今日,連続して自律神経トラブルの相談を受けました。いずれも若い女性で、安定剤や抗うつ剤、睡眠剤などをお使いになっています。しかし出来るだけ使いたくないとのことですが、この時期は気候の変化がホルモンに変調を来たすため、気分が不安定になり、漢方でも対応が難しい時期と感じています。

まずは身体を温め、元気をつけることを目的に<婦宝当帰膠>を使い、また少しでも気分をリラックスすることを実感してもらうように<シベリア人参茶>を使っていただきました。

自律神経系に使われる漢方薬は多種ありますが、それらを使う以前に<婦宝当帰膠>や<補中益気湯>などのような補気・補血剤をベースに使ったほうが良いと感じています。あくまでその方の状態や体質によりますが、身体を元気にすれば心も元気になるとの考え方によるものです。

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2006年4月 6日 (木)

花粉症の肌トラブル

今年は天候が不順で、朝夕がいつまでも寒く、雨も多いように思われますが、今日はすっかり桜日和です。京都ではこの2~3日がちょうど桜満開の時期で、観光客もいっきに増えています。

それに伴い花粉の飛散もふえ、今日は激しい咳の方や肌荒れの方がこられました。

元々アトピー体質の38歳女性、乾燥が激しく、指がひび割れし出血するほどの状態でしたが、しばらく<当帰飲子>を使っていただいたところ、乾燥は改善しステロイドを使うことなく過ごせるようになりました。しかし花粉症の時期になり、顔が赤く、カサカサして痒みが強くなったため、従来の薬に<衛益顆粒>を加えて使っていただきました。結果、痒みと肌荒れは改善状態を保っています。

今日は同様の、乾燥して顔がかゆい、顔が赤くなる、耳がかゆい、などの相談が相次ぎました。

花粉の飛散のため、この時期は肌トラブルの方にはいやな季節です。

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2006年4月 4日 (火)

甘茶と花祭り

4月8日は花まつりの日で、正式には潅仏会(かんぶつえ)といって、お釈迦様の生誕を祝う行事です。

生誕の時に甘露の雨が降ったという言い伝えがあることから、花で飾られた簡単なお堂(花御堂)の中におかれたお釈迦様の像に甘茶をかける風習があります。

毎年この時期になると、お寺さんが甘茶を求めて当店に来られますが、今日は施設の方が来られました。施設におられる方々に振舞うらしく、花まつりも日常の中に生きているのだと思いました。

この甘茶とは、ユキノシタ科のアマチャを乾燥したもので、麦茶に似た色をしていてとても甘くておいしい飲み物です。Amatya

子供の時代はお寺さんで日曜学校というのがあって、そこで子供たちが集まり、法話を聞き、お菓子を食べて甘茶を飲むというのが、結構楽しみであったことを思い出しました。

宗教的な意味でなく、昨今子供が集まって遊ぶという機会が少なくなり、こういった行事も一般的でなくなるのではと感じています。

(写真はエーザイ㈱のサイトより使わせていただきました)

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2006年4月 3日 (月)

脳梗塞の予後

糖尿病や高血圧などから脳梗塞を発症した方の相談もよくあります。

梗塞の程度や位置によって予後は様々で、完全な治癒は難しいですが、リハビリにより早期改善を目指されます。

漢方でも身体の中からのリハビリというのか、いくつかの処方が使われます。<補陽還五湯><続命湯><解語湯>などがありますが、いずれも気血の流れを良くし、身体に回復力をつける生薬が含まれます。

すべての疾患に共通しますが、発症後の早い対応が大事です。漢方でどこまで改善するかはわかりませんが、ずいぶん経過してから来られるケースが多く、残念な気持ちです。

また、梗塞の方は必ずと言っていいほど再発しますので、その予防薬として<冠元顆粒>なども西洋薬と併用していただいています。とにかくいろいろな方法があることだけを知っておかれたらと思います。

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2006年4月 1日 (土)

高齢者の頻尿

年をとるにつれ、夜間の頻尿で困る方が増えてきます。

以前にも頻尿の話を書きましたが

http://www.kanpou-ichizen.com/2005/09/post_59c3.html

今回も短期で改善した例があります。

77歳女性Kさん、2年前に膀胱下垂で手術され、それ以降に頻尿の時が多くなりました。残尿感もあり、すっきりしないとのことでしたので、定番の<牛車腎気丸>と、少し尿の出を良くしてすっきりするため<猪苓湯>を半分量で使っていただきました。

1週間で、かなり改善し、2週間目からは1日2回服用でも大丈夫なほど楽になりました。やめると心配なので、1日1回~2回程度で継続されています。

高齢者の場合は、このほか<補中益気湯>を使うと早期に改善することもあります。

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