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2006年2月28日 (火)

高血圧のはなし

まだ朝夕寒い日が続きますが、日差しはもう春の雰囲気です。

冬の寒さで血管が収縮し血圧が上がる方もあれば、春先の陽気で血圧が変動する方もあります。

64歳の男性Mさん、3年前に初めて高血圧の漢方薬をお使いいただきました。最初の頃は最高血圧160程度、最低血圧95程度で、食事や運動に気をつけつつ漢方薬の<冠元顆粒>やその他の漢方を使って130/80程度まで下がっていました。

その後は冠元顆粒を1~2包を使い安定していましたが、退職されて運動も減ったためか、この冬は少し高めになり、久しぶりに他の漢方を併用することにしました。昼間は<釣藤散>を使い、夜はビールをのむ時が多いとの事で、眠前に<温胆湯>を使っていただきました。2週間後の状況では145/72で、最低血圧は良好でした。もちろん自宅でも測定されていて、良い傾向にあることはわかっていたようです。

今まで、長く漢方をお使いいただき体質も傾向もわかっていますので、漢方薬の効果も予測できます。細く長~いお付き合いの方は、双方がよくわかっているので効果も早く安心です。

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2006年2月27日 (月)

月刊誌 Leaf に掲載されました

毎月新鮮な京都の情報をたくさん提供する、人気の月刊誌「Leaf」の4月号に当店が大きく紹介されました。

Leaf

今月の特集は 《編集部ガチンコ勝負11本  噂のダイエットにチャレンジ!》 で、そのうちの《漢方で体質改善》のコーナーです。

美しくやせるには、まず自分の体質を知り、それに合った方法が必要です。取材いただいた女性記者の方が実践し、元気になることを実感していただきました。

Leaf1         Leaf2

なお、Leaf は<リーフ・ドット・ネット株式会社>が発行する、京都のグルメ、シネマ情報からホテル、観光情報まで盛りだくさんのタウン情報誌です。

Leafさん ありがとうございます。http://www.leafkyoto.net/

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2006年2月25日 (土)

こじれた咳と痰

風邪のあとに咳や痰が残り、ひどい場合は喘息のようになり、長引くことがあります。

このような症状に、西洋医学では鎮咳剤や去痰剤が使われますが、それ以上に漢方がよく効きます。それも早い時期なら1週間以内に改善しますが、こじれてくると1ヶ月程度かかります。今回、大人と子供で同じような症例がありましたので紹介します。

48歳男性会社員、昨年から咳や痰が続いていましたが、1月から喘息のようにゼイゼイ言い出したので身内の方が相談に来られました。病院ではお決まりの薬が出ていたのですが、一向に改善せず、ひどくなって来ているとのことでした。検査では特に異常がなく、単に気管支炎との診断でした。

そこで、咳をとり痰をとる<麻杏甘石湯と<平喘顆粒>を2週間使っていただきましたところ、咳も痰も減少し、以前のように咳き込んで嘔吐することもなく、楽になりました。

また、水分を控えてもらい、痰を減らそうと指示しておいたのですが、効を奏して一時減少していた味覚も回復してきました。痰の多い方は間違いなく水分摂取過多なのです。

そして、あと少し粘る痰をとりたいとのことでしたので<麻杏甘石湯>と<麦門冬湯>をお使いいただきました。通して1ヶ月ですっかり改善するものと思われます。

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2006年2月24日 (金)

冷え症がすっかり改善

この冬も冷え症の相談はたくさんありましたが、若い女性の場合には貧血やめまいを伴うケースが多く、<婦宝当帰膠>をよく使います。しかし冷えの漢方薬はたくさんあり、それがピッタリ合うと大変喜ばれます。

34歳主婦Kさん、冷えが強く、指先が青くなり、冷えのぼせもありました。お腹も冷え、腹巻をすることも。便秘もあり、冷えの代表のような症状でした。

そこで<当帰四逆加呉茱萸生姜湯>と<桂枝茯苓丸>を1ヶ月使っていただき、先日再来店されました・・・

結果、冷えはすっかり無くなり、身体も楽になり、便秘も改善して喜んでいただきました。あとは調子を見つつ、薬の量を減量して継続すことになりました。また、のぼせも<桂枝茯苓丸>によって血流がよくなり、熱のバランスがとれて解消しました。

Kさんのように、末端の冷えには<当帰四逆加呉茱萸生姜湯>がよく効きますし、お腹が温まれば腸の動きも良くなり、便秘も解消するのは見えていました。この薬に限らず、体質や症状により処方の選択肢がたくさんあるのが漢方の特徴でもあります。自己判断せずに、かならずご相談ください。

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2006年2月23日 (木)

睡眠時のトラブル

睡眠に関する相談は、不眠や中途覚醒、夢をよく見て寝た気がしないなどはよくあります。

先日、少し変わった症状で、睡眠中に唸る、大きな声を出す、息が荒くなる、という相談がありましたので紹介します。

60歳の男性Nさん、現在は特に大きなストレスはないのですが、会社に勤務している頃はいろいろなストレスがあったようで、本人は意識はしておられないのですが、その記憶が睡眠中に出てきているようでした。

そこで交感神経の興奮状態が原因と考えて<抑肝散>と<温胆湯>を使っていただきました。1週間後、奥様の話では少し減ったとのことでしたが、2週間経てかなり改善しました。ご本人も夢を見なくなって、熟睡感があるとのことでした。その後は1日1回だけ服用していただいています。

抑肝散>は古くから子供の疳の虫に使うことで有名な漢方薬です。子供でなくとも、神経の興奮状態を鎮めるには最適の薬です。

また、夢をよく見る方は、水分がお腹に残っている状態で睡眠についているというケースが多く、このような方に<温胆湯>を使いますと、化痰作用によって水分がさばかれ、熟睡できるようになります。ビールをよく飲む方には、むくみがとれ、血液をきれいにする薬にもなります。

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2006年2月21日 (火)

高齢者の下痢

下痢に用いる漢方薬はたくさんありますが、高齢者の場合は西洋薬の止瀉薬より漢方薬が適します。止瀉薬を使うと、下痢が止まったと思えば便秘になるなど、調節がうまく行かないというケースがありますが、漢方薬はおなか全体を整えますのでその心配もありません。

85歳女性Kさん、ほぼ寝たきりの方で、先月より下痢が続き、時々腸が痛むとのことで家族の方が相談に来られました。医師からは薬をもらって2週間のんだが改善しないので、漢方の方が適しているのではと思われたそうです。

詳しく話をお聞きすると、腹部の冷えや年齢的なことが影響しているようでしたので、<真武湯>と<理中湯>を1週間分お使いいただきました。

今日再び来られ、結果は良好で、下痢は止まり、少し軟便程度になったとのことでしたので、漢方薬を調整し、また1週間使っていただくことにしました。

真武湯>は身体を温め、元気をつけます。朝力の下痢にはよく効きます。また、<理中湯>も腹部をあたため、胃腸の働きを良くします。2種類をあわせたものを、とある医師が便宜的に<真理湯>と名づけられていて、私も活用させていただいています。

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2006年2月20日 (月)

病が病を生む

様々な相談を受けるとき、お客様の心の状態を考慮して話す言葉を選ぶのですが、とにかく元気をつける! 良いほうに解釈する! ことに努めています。

私どもは結構時間をかけて話をしますが、病院などでは忙しいため、しっかり話をされる医師が少なく、患者に誤解を与えているようなケースもあるようです。

今日こられたお客様の話・・・。

めまいを起こして気分が悪く、食べられなくなったので、いつもの医師のところに行かれました。そこではこれは脳梗塞の前兆だといわれ、様々な検査を受けられたのですが問題はなく、不安感だけが残りました。

それ以降、血圧が高くなるときがあり、気になって医師に相談したら、毎日2回測って記録するようにとのこと。そして、血圧を測ろうと思うとドキドキし、血圧も不安定になりがち。

このデーターを医師に持っていくと、降圧剤を使いなさいといわれると思うと苦しくなってきたとのこと。

当店に来店され、血圧を測り、話を色々と聞いてあげると安心されて帰られました。

忙しいといえども、患者を不安に思わせるような話し方をされるのは感心しませんね。

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2006年2月17日 (金)

花粉症スタート!

スタートといっても良いスタートでなくてすみません!

京都では今週、2月14日頃から花粉が飛散し始め、熱がないのに鼻がグズグズして、風邪みたいだという相談に来られています。

例年花粉症でお困りの方は既に<衛益顆粒>を使っていただいていますので心配ないのですが、初めての方は風邪と花粉症の区別がつかないようです。まだ初期の段階ですので殆どの方が<衛益顆粒>でおさまると言われています。

衛益顆粒>は原典処方を<玉屏風散>といい、生薬の<黄耆>が衛気を補う=表皮のバリアーを強め、<白朮>が消化機能を高め、水分代謝も良くする、<防風>が風邪の深入を防ぐという組み合わせです。 

これによって風邪を引きにくい体質になるというお薬ですが、ちょうど花粉症の症状にピッタリ合い、特に鼻水ダラダラのタイプの方には大変喜ばれています。

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2006年2月16日 (木)

田七の効きめ

田七人参は、中国雲南省で採れるウコギ科の植物で、その根を漢方薬として昔から使ってきました。最近は健康食品で多用され、飲みやすい顆粒や錠剤になっています。

田七の産地として有名な雲南省の文山県は、以前に訪問しましたので、キレイな景色をご覧下さい。

http://www.kanpou.info/travel/002.html

この田七の作用は<活血=血流を良くする> と、<止血=出血時に血を止めること> の、相反するような作用がある、変わった植物です。その他の効果としては、<肝臓の保護作用>で、特にお酒を飲む方や、肝臓の疾患を持っておられる方に使っていただいています。

この止血作用を確認できるようなケースがありましたので紹介します。

38歳女性Yさん、生理周期の排卵期前に毎月出血するとのことで、低温期が始まると同時に<文山田七>を使っていただきました。不妊症の周期療法もしておられるので、その他の漢方薬と合わせて使っていただきました。

文山田七>を使い始めるとすぐに効果あり、その周期は出血が止まりました。そして暫く続けておられたのですが、年明けと共に仕事が忙しくなり、漢方薬も中断されていたところ、再び不正出血がありました。

出血を止めるだけが目的ではないのですが、田七人参が即効性のあるものと、改めて認識しました。漢方では、出血の原因を探し、そうならない様にするのが目標でも、出血しているときはまず止血をするのが基本的な考え方なのです。

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2006年2月14日 (火)

アガリクスの安全性について

昨日のニュースで、アガリクス製品の発ガンプロモーション作用が認められたとの報道がありました。この中では、3社の製品を対象に試験が行われ、そのうちの1社に問題があったとのことで、他の2社は発がん性はないが、その他の継続試験中のようです。

アガリクスは日本でも使用の歴史は古いほうで、多分30年弱使われてきたと思います。当店も最近は使用量が少なくなりましたが、現在はブラジル産の乾燥品のみ扱ってきています。しかし最近は健食ブームで様々な形のものが販売され、元の形のままのものが少なくなりました。

漢方薬でも同じことが言えますが、飲むのが便利な錠剤が普及していますが、薬効を考えるとやはり煎じ薬がお勧めです。加工することによって生薬の効果が変化するだけでなく、各種添加物も使う必要が発生します。

今回のアガリクスの問題は、その原因がどこにあるか容易には突き止められないと思いますが、考えられることはアガリクスそのものの問題より、

アガリクスの栽培地

栽培環境、

錠剤などへの加工方法

加工時の添加物

などに問題があるのではと、個人的には考えます。

産地や栽培条件が安全なアガリクス乾燥品を使うこと、すなわち原点に戻る、昔に戻ることが安全の近道ではないでしょうか。

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皮膚掻痒症

冬に相談に来られるアトピーや皮膚病の方は、ほとんどが乾燥で悪化するタイプで、特に睡眠時に身体が温まると痒くなるという方が多いようです。先日も同様の症状の方が2人相談がありました。

45歳男性Mさん、特に目立った発疹があるわけでもないのですが、夜間の睡眠時に急に痒くなり目が覚めるといいます。掻いた後は膨疹といって、みみずばれになり、しばらくしたらひくが、睡眠障害になるという。このような膨疹が出るタイプは<血熱>体質と言い、身体にこもる熱を去る薬を使います。

Mさんの場合は乾燥改善するための<当帰飲子>と、熱を去る<涼血清営顆粒>を使っていただきました。1ヵ月後来られ、痒みが出る部位が少なくなり、掻く回数も減ったとの事。しかし元々は辛いものや香辛料を好んで食べる方で、血熱を生みやすい体質になっているので、体質改善には今しばらくの期間を要すると思われます。

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2006年2月12日 (日)

オリンピックと冬虫夏草

待望のトリノ冬季オリンピックが始まりました。日本の選手団も強くなり、楽しみがいっぱいですね。

さて、オリンピックと言うと、1990年代の中国女子陸上選手のめざましい活躍が思い出されます。このときの馬コーチが率いる馬軍団は、強化策として冬虫夏草を食材として選手に使い、記録が向上したということで有名になりました。

冬虫夏草は、チベットの高地などで採れるコウモリガの幼虫に寄生する菌類の1種で、日本でもよく使われるようになりましたが、漢方では昔から肺系の疾患に使われて来たものです。

当店の場合は<冬虫夏草の生薬>と、抽出液の<冬夏泉>を、肺ガンの手術後や喘息、その他肺機能が低下し、息苦しい方などに使っていただいています。

冬夏泉>はとてもおいしいく、子供でも喜んで飲むことが出来るので、風邪の後の咳が残る場合や小児喘息の方に使っていただいています。

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2006年2月 9日 (木)

生理不順

昨年5月に生理不順で相談にこられた30歳のNさん、仕事のストレスで生理が止まってしまい3ヶ月以上経過していました。

早速<婦宝当帰膠><桂枝茯苓丸><逍遥丸>を服用していただき、その後すぐに生理が来て、多少期間に変動があるものの、10月まで順調にきました。もう大丈夫と思われて薬をやめられ、<婦宝当帰膠>だけを続けておられましたが、その後は再び生理が止まってしまいました。

先日再度相談に来られ、うまくいっていた最初の薬を使っていただくことになりました。この方は元々血圧が低く、脈拍も少ないため、血流量が極度に少ない体質で、半年では体質は変化しなかったようです。

疾患にもよりますが、漢方薬は症状が改善すると徐々に減量し、廃薬するのが普通なのですが、体質改善には時間を要するケースも多く、薬の減量の仕方も個々人にあわせて工夫がいるのではと思った症例です。

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2006年2月 8日 (水)

シックハウス症候群?

シックハウスによる皮膚トラブルの相談はほんの時々あります。

生活環境が変わると改善するのが判りますので、お客様に対し、試しに実家に休養をかねて帰ってみたら、などと勧めることもあります。それで改善すれば明らかになり、対策も打てるということです。

38歳女性会社員、昨年春に転居してこられてから繊維にかぶれ易くなったとのこと。また、その室内も臭いが気になっていたとのことでした。

その後秋頃から発疹が出始め、ジクジクしたり、かさぶたになったりしながら、全身に増えてきました。皮膚科で検査したのですが、特定物質のアレルギー反応は見つからず、ステロイドを投与されるだけでした。

不安になり、昨年末に相談にこられました。原因は特定できませんでしたが、湿潤、赤み、痒みなどの出ている症状から判断し、<消風散>と<涼血清営顆粒>を服用し、<瑞花露>を外用していただきました。2週間後にはジクジクが減少し、赤みも治まって来ました。寝ていて身体が温まると痒みが出るというので、さらに眠前に<涼血清営顆粒>を追加し、これも楽になってきました。

1ヶ月過ぎで、新たな発疹は出なくなり、赤みもなくなり、暗紅色の湿疹跡も色が薄くなって消えてきました。現在1,5ヶ月経過し、さらに改善しています。

発症の時期や状態からしてシックハウスが疑われるのですが、いずれにしても皮膚症状から対処方法は明らかであり、短期に結果が出て喜んでいただきました。

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2006年2月 6日 (月)

声がでにくい

声が出にくいという方が時々あります。

来店される方は、ほとんど耳鼻咽喉科で検査を受けておられますので、咽頭ガンなどの明らかな病気でない場合は体質等から生じるものです。漢方的にその原因はいくつかありますが、多いのは咽頭部の乾燥によるものです。

73歳女性Mさん、本の朗読をされているのですが、途中で声がかすれて話しにくくなるとのこと。また、咳がでたり、息切れして疲れやすいという事でした。

年齢的なこともあるようで、漢方では『気陰両虚』という状態と考えます。つまり大きな声を出すエネルギーの低下(気虚)と、乾燥し水分がうまく行き渡らない(陰虚)という意味です。

これを改善するために一般的に使われる漢方薬は<麦門冬湯>ですが、経験的に<麦味参>をお薦めしました。

麦味参>は前述のような方には最適な漢方薬で、講演をされる方が事前に飲んでおくと楽に話せるという実績があります。

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2006年2月 4日 (土)

子供の湿疹

湿疹などの皮膚病の相談は、実際に皮ふの状態を見ないと判断できません。

原因が単にアレルギー症状から生じたものか、胃腸が原因なのか、自律神経に係わることなのか、様々考えられますので、これらのことも正確につかめないとうまくいきません。

16歳高校生のTくん、昨年秋の運動会以降、掻き傷の後が化膿し始め、足から腕などあちこちに湿疹が広がってきました。皮膚科では感染症を起したのだろうと、抗アレルギー剤やステロイド剤などをもらっていましたが、長期の服用が心配で相談に来られました。

聞いたところでは確かに感染症で炎症を起しているようでしたので、黄連解毒湯、消風散などの漢方薬と<板藍茶>を用いました。

1週間して、赤い炎症は治まり、溜まった膿も減少し、湿潤部も乾いてきました。さらに1ヵ月後には、新しい発疹は出ることなく、赤みは消えて乾燥していました。この次は湿疹のあとを消す漢方に切り替える予定です。

板藍茶>の原料の板藍根には抗菌・抗炎症作用がありますが、日本ではハーブティーとして取り扱っています。

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2006年2月 2日 (木)

サプリメントの乱用

最近はサプリメントブームで、「手軽に必要な栄養素がとれる」とか、「食品からではとれない成分が簡単にとれる」とかの文句で、売上げは伸びる一方のようです。

今日来られた女性は20種類以上のサプリメントを摂っているとか! その理由は、ダイエットのために通常食は1食にし、あとは必要なものをサプリメントで補っているという事です。そのため体重は低値で維持できているが、カロリー不足のため冷えがひどく、冷えのためイライラなどの神経症が出ているようです。

当然、食事によてtカロリーを補充し、サプリメントを減らすように話しておきました。

そして漢方薬は、身体を温め、元気をつける<婦宝当帰膠>と、リラックスティといわれるハーブティーの<シベリア人参茶>を使いました。

サプリメントだけで必要な栄養を補えるという誤った理解は、その方だけの問題でなく、メーカーや販売店の問題でもあります。将来は、昔と異なった栄養失調や自律神経失調の人が増えるのでは考えると、恐ろしくなります。

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2006年2月 1日 (水)

漢方の入浴剤で痛み改善

リウマチの方や足腰の痛みがある方には、この時期は冷えて痛みが増し辛い季節です。以前のメルマガにも書きましたが、

http://kanpou.cocolog-nifty.com/kanpou/2005/12/_20051213_0f05.html

漢方薬で中から温めることで少しは改善しますが、すっきりと治まることは難しいです。

このとき漢方の浴剤を使いますと、芯から温まり痛みが軽くなります。それも一般的な粉末状の<○○温泉>とかいう入浴剤でなく、漢方の生薬が入ったものが最も温まります。

65歳女性Yさん、華道の先生で、仕事柄か坐骨神経痛で痛みがひどく、昨年末から漢方薬を使っていただきました。その時紹介したのが、生薬でできた<ウチダの浴剤>です。漢方薬もさることながら、入浴剤で温まるとすごく楽になると喜んでいただきました。その後、お知り合いの方が来られ、温まって汗が出るととてもスッキリするとのことでした。

この浴剤には8種類の生薬が入っていて、その内の<当帰>や<川きゅう><紅花>が血流を良くし、肌をすべすべにし、<香附子>の香で気分がリラックスします。

医薬部外品で、しもやけ、肩こり、リウマチ、神経痛、腰痛などの効能が表示されている、とても優れた浴剤です。ぜひ試してみて下さい。

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