子供の疲労
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最近の小学生は、塾やスイミングや習い事などで忙しく、さらに学校の休みが増えた分だけ行事が過密化して、ストレスがますます増える傾向にあります。最近というより、もっと前からと言ったほうが正しいかも知れませんが、ますますその傾向は強まっていると思われます。
そのため、大人に起こる症状が、子供にも及んで来ています。例えば、不眠、疲れ、食欲不振など、以前ではあまり考えられなかったことです。子供に強い薬や西洋薬は継続的には飲ませたくないとして、今日もお母さんが相談に来られました。
7歳の男の子、8時頃に寝る準備をするが、11時ころまで寝られない、そのため朝が起きにくく、どうにか起きたものの朝食は食べたくない、そして体がしんどいということでした。神経が休まることがないために起こる不眠と考え、<抑肝散>を使っていただきました。
抑肝散のように、従来から主として子供に使われる漢方薬がいくつかありますので、順次紹介していきます。
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「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったもので、本当にピッタリ涼しくなりました。
朝夕涼しくなって急に問合せが増えた症状のひとつに、夜間頻尿があります。今まで暑かったので水分をとる量も習慣的に多く、また冷たいものを飲む習慣の方も多いと思いますが、彼岸を境にして生活を変更する必要があります。
70歳女性のTさん、急に頻尿になり、夜間は1時間ごとにトイレへ行くことになったがどうなったのだろう?と心配してのお問合せがありました。少し細く体重は40kgに満たず、外気の変化をすぐに受けてしまうタイプの方です。
まずは体を温めること、冷たい水はやめて温かいお茶にすること、汗もかかなくなった分だけ飲む水分量も減らして良いこと、そして手持ちの<牛車腎気丸>をしばらく飲むように電話で話をさせていただきました。
この牛車腎気丸という薬は、腹部を温め、排尿をコントロールし、1回の尿量を増やすことで頻尿を改善する作用があり、これからの時期によく使う漢方薬です。Tさんも1週間以内に落着くことと思われます。
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痔の症状には、痛み、出血、痒み、膿などがあります。これらを表現する言葉が<坐剤>の効能書にありましたので紹介しますと、<いぼ痔> <きれ痔> はよく言いますが、他に<さけ痔> <はれ痔> <かゆ痔> があります。
痔は肛門の病気ですが、漢方では大腸経につながり、秋に影響を受けやすいと思います。ちょうど朝夕が涼しくなって、冷えが始まり、血流が悪くなる時期でもあります。
27歳女性、以前から痔が気になっていたのですが、最近出血して痛みがあり、支障をきたすようになったので来店されました。疲れると悪化する、もともと便秘気味、最近は痛みでさらに排便がつらい、排便のたびに出血しているなどでした。
まずは <槐角丸> と<桂枝茯苓丸加大黄> を服用していただき、出血と痛みをはやく改善するために<紫雲膏坐剤>を併用いただきました。
ほぼ即効性で痛みは改善され、出血もとまりました。そして1ヶ月程度ですっかり改善しましたが、根本治療するために<槐角丸>だけをお使いいただいています。
この方のようなケースは多々あり、『痔』は漢方の即効性を実感できる代表的な症状です。
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痔を持ってる方は非常に多いのですが、改めて治療することもなく放置されているようです。そして、痛みや痒みが強くなったり、何日か出血が続くと、はじめて治さなければと思われます。
痔の漢方薬は種類が少ないのですが、いずれもよく効きます! ほぼ即効性ですね。
30代の男性、内痔核があり、出血や痛みはないがとにかく痒い! 寝るときも痒くて安眠できないほどでした。痔はほとんどが肛門部のお血(血流が悪い)が関係していて、そこで炎症が起きているので、これらを改善する<槐角丸>を使っていただきました。また、外用に<紫雲膏>のサンプルを差し上げ、塗っていただきました。
1週間後に来店され、かなり楽になったのでこのまま続けることになりました。
漢方の飲み薬や軟膏、<座薬>は、根本治療薬でありながら、且つ即効性のある対処療法でもあるのです。痔の方はぜひ試してみて下さい!
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会社への転勤や海外の大学での研究などで、お客様が海外に住まわれることは結構あり、それだけ国際化していることを実感します。
長期出張などで行かれて、日本に時々帰ってこられる方は、その都度漢方薬を手持ちされますが、1年以上帰る予定のない方は発送することになります。それも、運賃が高いことや、税関での検査が厳しくて到着する保証がないことなどを考えると問題があります。特にアメリカ向けは、テロ事件の後検査が厳しくなる一方で、液体のものは疑いがかけられやすく、注意が必要です。
私も昨年中国に行った時ドリンクを10本ほど持っていったのですが、手荷物検査で引っ掛り、言葉がうまく通じないこともあり、一騒動になりました。放棄をしょうと思っても、疑いが掛けられると放棄すらできなくなります。
いろいろ経験しての結論は、海外に出かけるとき、または一度帰ってこられたときにまとめ買いをして、手持ちされることが一番です。そして、常備薬として置かれることをオススメしています。
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不思議なことに1日の間に同じような相談の続くことがよくあります。今日来られた方の特徴は「仕事の帰りが遅い方」が集中しました。
飲食関連仕事のご主人が帰ってくるのは深夜1時過ぎ。それから夕食をとり、終われば2時になるため、付き合っている奥様の体調に影響していました。
その後の方、ご主人が10時過ぎから食事をし、体重がかなり増えたための相談でした。夜の食事を変えないとまだまだ増えると思われ、<マイクロダイエット>と野菜だけにしていただくことにしました。
さらにその後来られた女性、コンピュータ関連仕事をされていて、毎日最終電車で帰ってから食事をするため、お肌にトラブル発生。胃腸薬の<六君子湯>などをお使いいただきました。
若い方はまだしも、年齢とともに病気が現れること間違いなしです。働きすぎに気をつけてください。
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昨日の続きです。
26歳のOL、結婚されていて妊娠希望の方の話です。生理周期は40~60日で、昔から遅れ気味でした。冷え性が強く、ひどいときには仕事中に痺れを感じることもあるとのこと。血流計で測ってみると、末梢血管への血流が悪く、これが生理不順の原因であることは明らかでした。
まずは<婦宝当帰膠> と <冠元顆粒> を使っていただきました。1ヵ月後来店され、手足が温かくなり、めまいや立ちくらみも消えていました。その後も生理は40以内に来るようになり、結果4ヶ月目でめでたく妊娠されました。
この方の場合は比較的スムースに改善したのですが、本来は結婚する前に生理を整えておくことが大切です。『早い手当て』が『早い結果』を生むのです。
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生理不順の原因は、ストレスや疲労などが一般的でおおくありますが、先天的?なケースもあります。いわゆる機能不全にあたります。
高校生の頃から生理が止またという24歳のAさん。数年の間にホルモン剤の治療を3回ほどしたが、やめたら生理が来ないという繰り返しでした。またお薬を服用するたびに、腹部が痛んだり、手が痺れる、嘔吐するなどの副作用があり、怖くなって漢方相談にこられました。
検査ではE2が低く、卵胞が成長していないと言われていました。体温は低く35度以下、極度の冷え性で、顔色も白く、漢方でいうところの「血虚+血お+腎陽虚」の状態でしたので、漢方薬は補血のための<婦宝当帰膠> <冠元顆粒> そして<粉薬>を使っていただきました。
服用後1ヵ月目に生理が久々に自力できました。お薬は調整しながら続けていただき、次は10日目に、その後18日目に、そして20目にと、順次正常な周期に近づいていきました。現在は24日周期で、生理期間も5日間と、量も正常な状態になりつつあります。
女性にとって面倒なことのように言われる方もありますが、来ない方には深刻な問題です。
Aさんには『女性としての幸せな人生』に一歩近づいてきたことを、喜んでいただいています。
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生理が来ない、または生理不順等の相談の方は大変多いです。
早い時期に漢方相談に来られると比較的短期間に改善しますが、婦人科でホルモン治療をされていて、自力では生理が来ない方の場合は時間がかります。それでもほとんどの方は改善しますので、あきらめないでください。
31歳の女性、以前から生理が来ない月がありましたが、その時には【婦宝当帰膠】と【桂枝茯苓丸】を飲んでいただくと、1週間程度で来るのであまり心配されていませんでした。しかし今回は3ヶ月間来ていないということで、改めて相談にこられました。
今までのお薬でも改善すると思われたのですが、しばらく続けて、しっかりと治した方がよいと思い【婦宝当帰膠】と【冠元顆粒】を3ヶ月ほど続けることをお勧めしました。
薬を飲み始めて1週間で早々に生理が来たと報告のお電話をいただき、あまりにも早い改善に驚きでした。
この方には、再び止まることのないように当初の予定通りお薬を続けていただき、体質改善を図るようにしていただいています。
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何年も前から、中国製の漢方薬や健康食品で事故が起き、その度にマスコミ報道され、厚生省の安全情報が流されているのに、買い求める方が後を絶ちません。
中国の漢方薬が悪いのではなくて、漢方薬にこっそりと西洋薬を混合して、効果を出そうとする業者があるのです。当店が取り扱う中国漢方は、当然のことですが厚生省の認可医薬品ですので品質チェックは万全です。おおよそ薬局で販売されているものは問題ないのですが、通販やインターネット販売に危険なものが多いようです。
先日、問診票で健康状態の質問があり、検討の結果と適切な医薬品を教えてあげたところ、『安い漢方薬を日本では高く売っている』と非難し、『中国から買うからいらない』という返信を受けました。中国から直接手に入れる製品が安全かどうか保証もないのにと思いましたが、あえて申し上げませんでした。いろいろな方がおられます。
以前にブログで紹介した文です。
http://www.kanpou-ichizen.com/2005/05/post_ab45.html
健康食品の安全性情報を提供するサイトを紹介します。活用してください。
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軟膏を使う対象としては、やはりアトピーの方が多いようです。
病院でも保湿や消炎、あるいはステロイド軟膏など、たくさんの種類が使われますが、漢方でも消炎効果の軟膏があります。
26歳女性、アトピーで目の周囲や額に発疹があり、ひどいときはステロイドを使われていましたが、長期使用に不安を感じ、代わりのものを求めてこられました。赤くなって、カサカサして白い粉が落ちるという状態でしたので、<瑞花露>をまずは腕に塗ってテストした後、問題なければ顔に使ってもらうようにしました。
2~3日で赤みがずいぶん消え、保湿されてカサカサ感も改善しました。この軟膏はクリーム状で匂いもなく、使いやすいのでオススメ品になっています。
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京都には国立博物館内文化財保存修理所があり、全国の国宝や重要文化財の修理、復元を専門に行っています。
ここの職員のKさん、薬品かぶれがきっかけとなり、手のひらに発疹が出ました。仕事で木槌を毎日使うために手は更に傷み、ジクジクして痛く仕事がやり辛いと相談に来られました。
<太乙膏>に生薬末を加えて、オリジナル軟膏をつくり差し上げました。<太乙膏>とは古典的処方<神仙太乙膏>をもとに作られた軟膏で、当帰、桂皮、大黄などを含む、傷の修復に効果のある薬で、切傷、むしさされ、とこずれなどに用います。アトピーや皮膚の破壊修復に使います。
仕事を続けながらも、5ヶ月で皮膚は再生し元に戻りました。軟膏に生薬末を混ぜることで、良い結果がでたようです。
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前回、伝統あるお薬や軟膏が少なくなくなって来た話を書きましたが、そのひとつが<中黄膏>です。 http://www.kanpou-ichizen.com/2005/09/post_3e08.html
黄連、黄柏、山梔子などを成分とし、化膿性の傷や腫れ物、かぶれにはよく効いたのですが、今はなくなったので代わりにベルクミンを使っています。
ベルクミンは黄連や山梔子が含まれないので作用は少し異なりますが、代用品としては最も近いものです。傷やおでき、湿疹、ただれ、とびひに使います。チューブ入りで使いやすく、1家に1本常備薬としてお勧めです。
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京阪神で働く女性たちを対象にする人気の情報誌 【SAVVY】には、全国の女性に関心のあることが満載!今回は特集記事で『漢方のチカラってすごいんだ!』というコーナーに掲載されました。
SAVVYの紹介文では・・
サヴィは今までにも、体質改善を目指して特集を組んできました。その中で私達が一番注目しているのが漢方。実際私達のまわりでは、肌がつるつるになった!むくみがマシになった!という人がたくさん。体重が10キロも落ちた!という人も!漢方薬を処方するクリニックも増えています。漢方のチカラのリサーチ結果、漢方薬局の上手な使い方や、おいしい薬膳料理のお店など、もりだくさんでお届けします!
なお読者の多くが、自分らしく、毎日を楽しむ、元気でかわいい女性たちとのことです。
【SAVVY】さん ありがとうございます。
http://www.lmagazine.jp/magazine/savvy/issue/current_issue/index.html
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漢方軟膏で最も有名?なのは「紫雲膏」ではないかと思います。
紫雲膏は、やけどの時に<すぐに> <たくさん>塗っておくと水泡ができてもすぐに引いていくようです。また、乾燥してひび割れした皮膚に塗ると、短期間でつるつるになります。しもやけになりやすい方は、夜寝る前に塗っておけばこれで大丈夫。痔の方は周囲に塗ってもよいし、<座薬タイプ>を使うと内痔核にもよいし、痛みがある方ならすばやく治まります。
これだけ使い道があるのに、成分は<紫根=熱をさまし、解毒する> <当帰=消炎や血流をよくする> <ミツロウ=解毒、生肌作用> <豚脂=乾燥をとる>などで、幅広い効果があるのです。
また漢方軟膏は口に入っても安全なことも大きな特徴です。もっと見直したいものですね。
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生薬を主成分とする軟膏は以前はたくさんあったのですが、医薬品製造における品質管理規制が厳しくなり、製造業の免許を維持しようと思うと大変な設備投資が強いられるため、廃業に追い込まれる零細製造業者がたくさんありました。
軟膏としては良いものもあり、少し臭いが強いとか粘度が高くて塗りにくいとかありますが、何よりも歴史があって安全性が高い、人間に優しいことが特徴です。
このような歴史があるものを残すことなく、新しい規格と新しい化合物を求めていく現在の制度は、長い目で見て! 本当に人間のため、地球のためになっているのでしょうか? 環境ホルモンが問題になっていますが、人間が生んだもので人間が滅びていくというのは、一面滑稽な感じがします。
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黄柏はミカン科の高木、キハダの樹皮で、その作用は抗菌、抗炎症、降圧、健胃作用があります。昔から胃腸薬の原料として用いられ、信州の「百草丸」、吉野の「陀羅尼助」、山陰の「練熊」として用いられてきました。
この黄柏の粉末を求めてこられた方、子供の<とびひ>や<あせも>に使いたいとのことでした。黄柏の入った軟膏はいくつか発売されていますが、黄柏だけを求めてこられる方は初めてでした。
黄柏を酢で練って軟膏とし、湿疹や打撲の外用薬として昔から民間で用いられてきましたが、昨今は軟膏は化学物質(西洋薬)が主で、自分で軟膏を作られる方はほとんど無いと思います。
世の中には、いまだに民間薬に親しみ、詳しい方がおられるということに、なにか頼もしく、とてもうれしい気持ちになりました。
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