2005年7月30日 (土)
夏になるとダイエットをする方が増えますが、逆にもっと肥えたい方も増えてきます。この夏バテないようにしたい、普段でも食が細いのに、さらに痩せるのではと心配されるようです。
33歳女性で調理をされている方、胃痛、胃もたれ、めまい、頭痛、耳鳴りが時々、食後は眠いなどの症状がありました。身長157cmで体重38kg、色白でかなり細身のタイプ。完全な気血両虚=血液とエネルギー不足の状態でした。まずはしっかり食べられるようにすれば諸々の症状は改善するのではと、 【婦宝当帰膠】 と【補中益気湯】を併用していただきました。
その後2ヶ月くらいでほとんどの症状は消え、食欲が出てきたとのことでした。体重はまだ増えませんが、これから改善すると思われます。
補中益気湯はポピュラーな処方ですが、食欲増進だけでなく、倦怠感など、補気剤の王様? とても良い薬ですね。
<もっと肥えたい!> 方は先のブログにも書きましたので参考にご覧下さい。http://www.kanpou-ichizen.com/2005/06/post_d8a5.html
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2005年7月29日 (金)
風邪の後に咳だけ残ることがあります。4~5日で消えるケースが多いですが、こじらせてながびき、病院に行っても治らないので相談にこられます。
4才の女の子、昨年秋に咳が出始め、どんどん酷くなって咳と共に嘔吐することが多くなってきました。病院では咳止めの薬をもらうが改善の兆しなく、6月に来店されました。子供の舌を見ると、白膩苔で「湿困脾胃」、胃腸に水分が過多状態のように思われました。
そこで上気を抑え、咳を収める【平喘顆粒】を使っていただきました。3週間ほどで咳はかなり減り、嘔吐は全くなくなり、1ヶ月で咳はほとんど消えました。あわせて、水の取りすぎをしない、冷たいものを控えるように注意していただきました。
咳も風邪とは関係なく、体質から来ているものが結構あります。漢方独特の見方で判断することで、半年以上苦しまれた子供さんが1ヶ月でほとんど改善し、喜んでいただきました。
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2005年7月27日 (水)
連日の暑さで事務所内はクーラーがガンガンきいているところが多いですね。先日、新幹線に乗ったら異常なほど冷えました。
元々冷え症の方は中から温める方法をとりますが、『冷えよりクーラーの風がいや!』という方があります。
58歳女性、クーラーの風が当たるとゾクッとするが、それが背中や首周りに当たると風邪症状になり、鼻水が出てくるという相談でした。
漢方では表虚といい、皮膚の防衛力が弱く、『邪気』が皮膚から入りやすいのです。昔から有名な処方<玉屏風散>というのがあり、風に対して屏風を立てるという働きの漢方薬です。さらに皮膚の働きを強め、免疫を高める働きで効果を発揮します
日本では【衛益顆粒】という商品で、1ヶ月ほど続けて楽になったと喜ばれました。
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2005年7月26日 (火)
眼科で検査を受けても特に病気でないのに、目の奥が痛い方は多くあります。
20歳男性、大学の受験を目指して勉強しているが、最近目の乾燥がひどく、目の奥が痛い、耳の後ろから後頭部にかけて頭痛がある、朝夕は手が痺れる時があるなどの症状で相談に来られました。
これらはストレスによるものと思われ、漢方では「気滞血お」といって、気分の欝滞が血の流れを悪くしている状態と考えました。
そこで漢方薬は【麦味参】と【逍遥散】を使っていただきました。ストレス源は当分無くならないので、完全な解消は難しいですが、1ヶ月位で少し改善すると思われます。
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2005年7月24日 (日)
前回に引き続き日光アレルギーの話です。
40歳女性、2年前の2月に初めて来店。10年来首から上が痒く、顔はいつも痒い、この2年間に悪化する傾向があり、治してほしいとの相談でした。
アレルギー体質でもあり、<柴胡剤>を使ってもらったところ、2週間で痒みはかなり軽減しました。更に続けていると、時々出ていた膨疹もでなくなりました。6ヶ月間使って症状は消えたので廃薬。以来再発もなく過ごしておられます。
このような例は他にもあり、ほとんど同様の経過を見ています。
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2005年7月23日 (土)
夏の日差しが強くなると、日光蕁麻疹や光線過敏症(日光アレルギー)の相談が増えてきます。3年前の症例・・・
23歳女性、元々アレルギー体質があり、夏になると光線で皮膚が痒くなるといって相談にこられました。このとき5月から<柴胡剤>を飲み始め、6、7月と症状が出ず順調に経過しました。8月にはハワイへ旅行、以前は強い光で水泡が出来ることがあり心配されていましたが、事前に頓服として<麻黄剤>で発汗促進も考え、全くトラブルなく楽しまれました。
以後しばらく続けられて、完全に治ってしまいました。
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2005年7月22日 (金)
蕁麻疹の原因はたくさんあり、アレルギー性、物理性、食事性、コリン性、接触性、心因性などに区分されるものから、原因不明のものまであります。
漢方では、発症部位、色、丘疹の状態と体質や経過を合わせて考えます。
19歳男性、大学受験の半年前に発症したが、受験が終わると治まってしまいました。その後予備校に行かれ、最近また再発の傾向があるとのこと。いろいろ話を聞いてみると、受験ストレスによる心因性と思われ、ストレスが交感神経の緊張を生み、免疫の異常を起していると考えられました。
ストレスによる過敏な反応をしないように柴胡剤をお使いいただきました。以前に専門学校生で、夏に国家試験を受ける前に蕁麻疹が発症し、柴胡剤で改善した例や、就職活動で発症した例などを参考にしました。
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2005年7月21日 (木)
めまいは比較的中高年の女性に多くみられ、当店に相談に来られる方の9割が女性です。
73歳女性、忙しかったり、疲れたときにめまいが起こり、漢方薬を飲むと1日でほぼ治まる状況でした。柴胡桂枝湯や半夏白朮天麻湯などを使ってきましたが、どうもスッキリ、スカッときかないということで、薬を <加味逍遙散> に変更したところ、治りが今までになく早くなったとの事。
そういえばこの方は、ご主人に係わるストレスが多く、イライラを伴なっていたので、柴胡剤や加味逍遙散などの、疏肝剤が適しているのは当然のことでした。
ついつい過去に実績のある漢方処方を使いがちですが、その方の状況にあわせて処方するという漢方の基本に立ち返ることの大切さを教えられました。なお、めまいに使う処方は20処方以上ありますので、よ~く相談されることが必要です。
メールマガジン『漢方でイキイキ人生』にも書いていますので、ぜひご覧下さい
http://kanpou.cocolog-nifty.com/kanpou/2005/05/post_1f7b.html
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2005年7月20日 (水)
めまいの相談はたくさんあります。比較的簡単なケース、例えば1~2週間で改善する場合と、半年かかっても改善しない例など様々です。
漢方的な原因で考えると、<水毒=頭部水分代謝の悪い状態> <血お=血の流れが悪い> <肝鬱=ストレスなど精神的要因> などが多いようです。
66歳女性、3年前にフワフワ、フラフラすると言って来店されました。顔がむくみ、頭重感があり、発作のときに吐き気がするなどの症状あり。これは「水湿」と言い、水分代謝が悪くて起こるもので、<苓桂朮甘湯> を基本に調剤し、2週間でかなり改善しました。以降も心配なので飲み続けるとのことで、標準の1/2量でしばらく服用を続け、さらに1年後からは1/3量で服用されました。以降全く起こらず快適に過ごしておられます。
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2005年7月19日 (火)
話すことを仕事にしておられる、学校の先生、各種教室の講師、講演をされる方、お坊さんなどから、よく相談を受けます。
話しはじめはスムースだけど、後半には声がかすれ、咳が出始め、止まらなくなるときもあると悩みは共通しています。
33才女性、施設の職員の方、仕事で大きな声を出す機会が多く、夕方になると声がかすれてきて、咳がではじめる、最近ひどくなって治る様子がないと相談に来られました。
また、44才男性のお坊さん、お経も読むときや、他の教室の講師をされていて話す機会が多い人で、長時間になると咳が出始めて困るとの相談でした。
いずれも漢方では『気陰不足』といって、エネルギーの低下と咽の潤い不足が原因と捉えます。そこで、長時間話せるためのエネルギー増強の「人参」と、乾燥を防ぎ潤いを維持する「麦門冬」、そして鎮咳作用の「五味子」が含まれる、【麦味参】という処方を使っていただきました。事前に飲んでおくと効果があり、楽だとの評価を得ています。
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2005年7月16日 (土)
今日は宵山で、昼頃からたくさんの人で各路地が歩けないほど混雑しています。祇園祭の写真掲載も本日で完了です。明日は巡行ですが、テレビやネットでご覧下さい。
さて、この祭のもう一つの楽しみは歴史です。鉾や山を飾っている前掛(前側の飾り布)や胴掛(横)などの織物は、「繊維の街・京都」ならではのものです。長い間使われ、宝物のように扱われています。巡行の前日まで、各鉾町の屋内で飾られているのを間近に見るとみごとな作品です。
大掛かりな鉾だけでなく、綾小路室町にある『綾傘』は、天女の絵が描かれた鉾で他とは趣が異なります。
こんな建物も見つけました。2階の部分は不思議な人形?が飾られています。宵山には、他の場所でも個人所有の屏風などの宝物が屋内に飾られ、見られるのです。
当店の前も混雑して来ましたので、これにて本日は終了です。
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2005年7月15日 (金)
今日は梅雨明けのようにすっきり晴れ渡り、夏の京都です。鉾も完成し、巡行を待つのみです。
提灯も並び、夜には明るく輝いています。昨夜は宵々々山でしたが、昨年の宵山とかわらないほどの人・人・人・・・。賑わっていました。

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2005年7月14日 (木)
今日は祇園祭の宵々々山です。すでに四条界隈の路地(といっても車の通る道)には夜店が立ち並び始めました。
働くのは若い男女で、すごい活気があります。
それぞれの鉾町では、様々な記念品が売られていて、とてもよいみやげになります。何といっても『厄除けちまき』ですよね!
四条烏丸交差点では、あちこちで記念の『うちわ』が配られています。これを見ながら、焼き鳥をほおばって歩くのも乙なものです。
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2005年7月13日 (水)
長刀鉾に天水引や下水引(周りの飾り布)がかけられ、提灯もつきました。前後にテントが張られ、今日から記念品の『ちまき』や『手ぬぐい』などが販売されています。
四条烏丸の西側では、昨夜から【函谷鉾】の提灯がともって、お囃子の練習が行われています。
ここはほぼ仕上がって、観光客も増えてきました。

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2005年7月12日 (火)
ついに長刀鉾が建ちました。
屋根には金の鯱(しゃち)がつけられ、その下には不思議な飾りがついています。

カメラマンも張り付いて、その経過を追っています。

また、地元の中京区や下京区の幼稚園からはお囃子を習ったり、組み立ての見学に連日大忙し。
いずこにも縄の芸術が見られます。

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2005年7月11日 (月)
京都・四条烏丸では、雨にもかかわらず一気に鉾の組み立てが行われています。
木組(鉾の本体)はホゾで組み込み、縄で固定されます。
今日は多くの観光客の見守る中、真木(支柱)が取り付けられました。最初は横向きに固定され、あとで引き起こしがされます。
真木の根元はクサビ留め、先端には長刀がつけられました。
いたるところ、組縄の芸術です。(これは、しゃぐま と言うそうです)
祭りの日程などは 八坂神社でどうぞ
http://web.kyoto-inet.or.jp/org/yasaka/
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2005年7月10日 (日)
お客様の集い「ひまわりの会」メンバー30人で、岐阜県春日村の<モリモリ村リフレッシュ館>に行ってきました。
http://www.ginet.or.jp/morimori/index.html
伊吹山のふもとにあり、岐阜薬科大学の水野先生の指導のもとで、薬草園があり、薬草料理がおいしいと評判のところ、東海や信州のTVで時々紹介されるとのことです。
自然に囲まれた田舎!ですが、環境はすばらしく、ホッとするところですね。

支配人の案内で薬草園を見学しました。自然の中で咲き誇るキキョウ(桔梗)はとても鮮やかでした。
昼食は薬草料理。臭みやくクセもなく、薬草の味と香りをスマートに表現した、とてもおいしい料理でみんな満足でした。【薬草を感じさせない薬草料理】は 【薬を感じさせない漢方薬】の必要性を教えてくれました。とてもよい経験でした。
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2005年7月 9日 (土)
祇園祭の前に、京都室町の繊維問屋街では、この時期に合わせての展示会や商談会が行われます。九州や北海道からも仕入れを兼ねて来京され、商談のあとは祇園祭や名物の「はも料理」を楽しまれるようです。この時期は遠方の方がよく起こしになります。
九州・熊本からこられた女性、京都に来ると気温の差が激しく、よく風邪をひくとのこと。鼻水が出て、少し熱っぽいのでなにか・・・とのことでした。疲れもあるようでしたので、小青竜湯のエキス剤 と 牛黄製剤の霊黄参をお使いいただきました。
あくる日朝からお越しになり、今日は快適になったので予備に薬を少し持っておきたい、と喜んでいただきました。こんなことがきっかけで、全国の呉服販売店様との長いお付き合いが広がっています。
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2005年7月 8日 (金)
夜も更けて人通りの少なくなった四条通り、提灯だけが明々としています。
長刀鉾が建つ四条烏丸の交差点にあります。

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2005年7月 7日 (木)
当店は四条烏丸にあり、近くにホテルもあるので、出張や旅行で京都に来られた方が立ち寄られます。
京都に来たとたんに風邪をひいた、疲れからおなかの調子が悪い、自分の都市には漢方専門店がない、など様々です。
昨日の方は、東京から来られてすぐ咳と痰がひどくなり、食事もゆっくり行けないとのことで困っておられました。早速<清肺湯+麻杏甘石湯>という漢方薬を1日分お使いいただきました。あくる日来られて、かなり楽になったとのことで、もう1日分をお渡ししました。
漢方薬は長期間続けないと効かないとか、1カ月分買わされる、とか誤解が多いようですが、短期間でも、少量でも使っていただけますので、京都にお越しの節はご活用ください。
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2005年7月 6日 (水)
動物生薬でみなさんよくご存知の<鹿茸>は、マンシュウジカのまだ骨質化していない幼角を使います。この角は、鹿の生後3年目から毎年生え変わるもの、それを切り落として使われます。
鹿茸は、発育や造血機能を促進する作用があるといわれ、漢方では補陽薬、補腎薬としてよく使います。不妊症、発育不全、疲労回復、自立神経などに使いますが、精力剤としても人気があります。特に高齢で冷える方には即効性が期待できます。鹿茸は少し臭いがありますので、カプセル入りが飲み易いようです。
鹿茸製品:霊鹿参 http://www.kanpou.info/product/KY4535.html
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2005年7月 5日 (火)
昔から日本でよく使われている動物生薬に「牛黄=ごおう」と「熊胆=ゆうたん」があります。
いずれも以前からニセモノや粗悪品が多くあり、仕入業者や製造業者は細心の注意を払っておられるようです。ニセモノでなくても天然のものだけに、入荷する毎に味や色が異なりますので気を使います。
牛黄は独特の苦味と香りがあり、飲んでしばらくしたら甘みのようなものもあります。熊胆は苦味が強いほうが良いようです。当店にも熊胆ご愛用の方がおられるのですが、生産ロットの異なる毎に味が異なり、飲んだ感想を教えていただけます。苦味の強いものは食欲が出るのですが、甘みがあり粘りがあると気分が悪くなり、食欲は低下するようです。それほど動物生薬は良く効きますし、即効性があります。
牛黄製剤の使用例を、最新のメルマガに詳しく紹介していますので是非ご覧ください。きっとお役に立つと思います。
http://kanpou.cocolog-nifty.com/kanpou/2005/07/_20050704_863e.html
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2005年7月 4日 (月)
動物生薬は、人間に不足しているために起こる症状に対して、他の動物の同じ臓器からとってきて補うという考え方で使われています。
例えば、胎盤のエキスが紫河車とかプラセンタとしてホルモン様作用を期待して使われ、虎の骨が関節炎の痛みに使われましたが、現在「虎骨」は動物保護の関係上使用禁止になっています。また豚の肝臓エキスは、レバー製剤として肝臓の働きを助ける薬になり、熊の胆嚢(熊胆=ゆうたん)が胃腸薬や胆石に使われています。鹿茸は補陽剤として体を温め、強壮剤としてよく使います。
いずれも、植物系の生薬より効果が早く、良く効くもので、即効性を求める現代人には大いに適しているのではと思っています。
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2005年7月 3日 (日)
山道で雨にぬれたサラシナショウマの白い花を見つけました。夏になるとさらに大きくなります。生薬名は升麻といい、漢方薬では脱肛に用いる乙字湯や、はしかのとき、発汗解熱剤としての升麻葛根湯に用います。
近くにはヤブカンゾウの花が鮮やかなオレンジ色で咲き誇っていました。民間薬として利尿に用いられます。古くから「忘れ草」ともいわれ、辛いことを忘れることが出来るそうです。
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2005年7月 2日 (土)
子供に漢方薬を飲ませるとき、まずくて子供が飲まないという方は、たいてい親も飲めない方が多いのです。薬は苦いもの、薬はまずいものという親の感覚が子供に伝わり、飲まなくなってしまうのです。
逆に、親が漢方薬を飲んでいる方の子供さんは、2歳の子でも平気で飲みますし、飲みすぎにならないよう注意が必要なくらいです。
野菜や果物(トマト・スイカ・リンゴ・トウキビ)など、すべて甘いものが良いもののように言われ、且つ好まれる時代だからこそ、『苦い味』も子供に教えておくことも必要と思います。
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2005年7月 1日 (金)
大雨かと思えばまた猛暑、全く不順な天候に身体もついていかない今週でした。
そのため今日も同じような問合せが続き「足がむくんで、夕方になると重くなって
身体がしんどい、今の薬が合わないのでは?」ということでした。
その他には、頭帽感で頭が重い、鼻が詰まる、顔が腫れるなどの問合せもあります。
すべてこの時期の『湿気』が原因で、7月中旬になれば解決すると回答していますが、あまりひどい方には五苓散を使っていただきました。暑くなって水分の取りすぎになっているのも一因ですので、生活上での注意は、《クーラーで冷やさないこと》《夜間に水分を取りすぎないこと》 をしっかり守るとさらに改善します。
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