2009年7月 9日 (木)

祇園祭 1

祇園祭の準備が始まっています。

四条通に面する、長刀鉾の収納所でも中で作業が行われています。
明日から鉾建てがはじまります。

Naginata_syuunou 

すでに四条の歩道には7月になると提灯が付けられています。

Sijyou

祇園祭の山鉾の所在を説明する看板が雰囲気を盛り上げます。

Annnai

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2009年7月 6日 (月)

いつまでも強く元気で!

男性はいつまでも強く、女性はいつまでも美しくありたいのは世の常で、高齢の方が若々しく過ごされる秘訣かと思います。

以前からお越しの84歳の男性Hさん、年齢的には言いにくいのですがと言いながら「もっと強くなるため、何かありませんか」というご要望に応えて<霊鹿参>をお勧めしました。

最初の頃はあまり効果がないようでしたが、根気よく1年以上使われていたので、その後の状況をお伺いしたところ、効果はあったとのこと。

この薬は身体全体が元気になったと喜んでいただきました。<霊鹿参>は補腎+補陽薬の<鹿茸>と、補気薬の<紅参>が組み合わされたお薬で、特に鹿茸は昔から強壮剤として用いられています。

なお、いずれも温めるお薬ですので、高血圧の方にはお勧めできません。

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2009年6月29日 (月)

ビワの収穫

自然生えのように、肥料も剪定もしていないビワの木にたくさんのビワが実りました。

店頭に売られているビワとは異なり、小さくて所々の色が変わり、見た目は良くないのですが、小さくても甘くて、ちょっと酸っぱさがあり、香りは一人前で、昔ながらの味がします。収穫は家庭菜園ならぬ、家庭果樹園の楽しみです。

ビワの葉には精油成分のほか、ビタミンBやC、クエン酸が含まれ、抗炎症作用があります。

漢方では鼻炎に使う<辛夷清肺湯>に含まれ、また江戸時代に暑気払いの薬として使われた<枇把葉湯>に用いられています。

また民間では、アセモのときの入浴剤として<ビワヨウ>がよく使われています。

Biwa

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2009年6月27日 (土)

不眠の漢方

寝つかれない、寝ても短時間で目が覚めてしまい、その後眠れず困る、夢をよく見て眠った気がしないなど、不眠も様々なケースがあります。

また、比較的若い方の不眠は改善しやすいのですが、高齢者の不眠はなかなか改善しません。というか、睡眠時間自体短くても足りるようで、さらに早い時間に就寝されるため早朝に目覚めるケースもあります。

42歳の女性Sさんは3年前から不眠で、特に最近酷くなってきたと相談に来られました。

普段は11時半ころに寝つき、3時半に目が覚めるという、いわゆる<中途覚醒>で、その後考え事をして、寝つかれないとのこと。

冷え症で、胃弱、神経質な面があるようでしたので<桂枝加竜骨牡蠣湯>をお使いいただきました。

飲み始めて1週間過ぎた頃から少し変化が出始め、目覚めたあとも再び眠れるようになったと報告をいただきましが、長い間の症状ですので、薬はしばらく続けていただくことにしました。

不眠症は短期間で改善することが少なく、このケースは良い例となりました。

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2009年6月25日 (木)

四つ葉のクローバー

今日は真夏日、京都市内では予想気温32度となっていますが、それよりも暑いように思います。

その暑い中、京都府の薬務課に、<医薬品の郵送販売の届>に行ってきました。いろいろ難しいこともあり、頭がボーとしながら帰りのタクシーに乗ったところ、京都では有名な『四つ葉のクローバータクシー』に偶然に乗車しました。

三つ葉のクローバーがマークのヤサカタクシーという会社の、1400台ある内の4台が四つ葉のタクシーになっています。このタクシーを見たり、乗ると幸せがくると言われ、旅行者の方々にも人気があります。

乗車記念に、カードとシールをいただきました。

今日お越しいただいたお客様にも幸せが広がりますように!

Kuroba2

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2009年6月24日 (水)

パニック障害が改善

10年前に家庭のトラブルでパニック障害になられた女性Yさん、その後海外でお過ごしでしたが、日本に帰ってこられたついでに当店にお越しになりました。

そのときの症状は、外出すると気分が悪くなり、息苦しくなり、ゲップがたまり苦しくなるとともに、動悸が始まります。電車やバスには一人では乗れないとのこと。また咽の違和感があり、食道が引きつるような感じもあります。当然、安定剤をお使いになっているのですが、それでも改善せず、困っておられました。

そこで漢方薬は、<甘麦大棗湯>や<抑肝散>などをお使いいただきました。

そして海外に帰られて1ヵ月、胃や咽の違和感が楽になり、緊張感も軽減してきました。

2ヵ月後には不安感が軽減し、一人で20分間地下鉄に乗れたとのこと。

『10 年間も辛い生活をしていたので普通にお買い物に行ける事や電車に乗れて人に会いに行けたりできた事がとても幸せに感じます』と喜びのメールをいただきました。

まだ服薬2ヶ月ですが、これだけ効果を実感していただき、本当に良かったです。

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2009年6月18日 (木)

再び便秘の話

10年来の頑固な便秘でお困りの女性Kさん、いろいろな便秘薬をお使いになり、最終はセンナの葉をお使いになったのですが、それも効かなくなって相談に来られました。

最初は<桃核承気湯>をお使いいただき、血流が良くなったのか便通も良くなりました。

その後、動悸や頻脈があり、おなかも冷えているとのことでしたので、さらに<婦宝当帰膠>を併用していただきました。結果、おなかが温まるとともに、便通はさらに良くなり、動悸も軽減して喜んでいただきました。

婦宝当帰膠>には動悸に対する効能はありませんが、身体が温まることで全身の状態が良くなり、様々な症状に効果を現したようですね。

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2009年6月10日 (水)

便秘薬が要らない便秘

便秘の原因は様々ですが、ついその原因を探らずに便秘薬を使ってしまうことがあります。

24歳の女性Nさんは長い間便秘がちで、冷え症があり、お肌も乾燥気味とのことで、お母さんが代りにこられました。冷え症や乾燥肌などがあり、まずは<婦宝当帰膠>をお勧めし、合わせて便秘薬の<大甘丸>をお使いいただきました。

その2週間後ご本人が来られ、便秘薬は少量でも軟便になるとのこと。そこで、<婦宝当帰膠>でお腹も温まり、腸の働きも良くなって、便通も改善されたようなので、便秘薬は使わないようにしていただきました。

このように、<婦宝当帰膠>をお使いいただいた方の多くが、便秘薬を使わなくても便通がよくなるとの話をよく聞きます。

便秘は便秘薬を使うだけでなく、体質改善によって根本治療することが大事なのです。

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2009年6月 8日 (月)

若い方の飛蚊症

飛蚊症は比較的中高年の方によく見られます。でも年齢に限ったものでなく、若い方でも目を酷使する方に時々見られます。

35歳のSさんは、1年前から疲れると目の中に黒点が現れるので相談に来られました。特に他の疾患はなく、パソコンを使われていて、目が疲れてくると出てくるようだとのこと。

そこで疲れ目のファーストチョイス<杞菊地黄丸>をお使いいただきました。

1ヵ月後の今日来られ、状態をお聞きすると、目が疲れにくくなり、飛蚊症も軽減してきたようでした。若い方の症状には比較的早く効果が見られるようです。

なお、飛蚊症に使う漢方薬は他にもあり、体質により選択することが大切なのです。

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2009年5月29日 (金)

芍薬の花

毎年この季節になると、<ケイギョク>の製造元の信州製薬株式会社さまから芍薬の花が送られてきます。

つぼみの状態で切り、新聞紙にしっかり巻かれて届くのですが、花瓶にさすとすぐに開き始め、短時間に見事な大輪となり、お客様の目を楽しませてくれます。

芍薬の根は漢方では<補血>効果を目的に<四物湯>に使われたり、<柔肝止痛>効果を目的として<芍薬甘草湯>や<四逆散>などに使われています。
この他にも身近な植物が漢方薬の原料となっているものはたくさんあります。

Syaku

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2009年5月24日 (日)

鑑真和上と漢方

奈良国立博物館で開催されている「鑑真和上展」に行ってきました。Ganzin

鑑真和上は、中国・唐の国から、12年間、5度にわたり渡航に失敗しながらも苦難を乗り越え、仏教伝道のために約1256年前の天平勝宝5年(753)に日本へ渡って来ました。

渡来後は平城京にて、東大寺大仏殿前に戒壇を設け、聖武天皇以下に戒を授けました。また、平城京内に唐招提寺を開きました。

鑑真和上が日本に伝えたものは、建築や仏像彫刻、美術、医学など優れた文化に加え、薬物にも精通し、日本に伝えたものが現在も正倉院にたくさん残っています。

展示されている鑑真和上の坐像は、穏やかな表情が心を和ませるだけでなく、内に秘めた強い生きざまを感じさせてくれます。また、仏像や工芸品など、唐代の中国の文化の素晴らしさに圧倒されるひと時でした。

お昼は奈良の名物?の柿の葉寿司をいただきました。

よく駅の売店で売っているものと違って、軟らかくて美味しい寿司でした。

Kakinoha

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2009年5月23日 (土)

高齢者の頻尿

年齢とともに夜間にトイレに行く回数は増えるものですですが、それも3回を超えると睡眠に影響します。そうでなくても高齢者は不眠がちで、早く目が覚めたり、途中で何度も目が覚めることが多いものです。

83歳の女性Hさん、夜は2時間ごとにトイレに行きたくなるのですが、1回の尿量は少ししか出ず、最近は昼間も回数が多くなってきたので、相談に来られました。

詳しくお聞きすると、冷え症はなく、便秘気味、残尿感もないとのこと。

そこで漢方薬は、補腎と利水効果のある<牛車腎気丸>と補気升提効果の<補中益気湯>をお使いいただきました。 2週間程度で効果が見られるものと思われます。

高齢の方にはよく<八味丸>が使われますが、時々胃もたれや下痢などの胃腸症状が見られますので、その予防のためにも<補中益気湯>などの胃腸の漢方薬を併用することがよくあります。

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2009年5月22日 (金)

麻黄湯とインフルエンザ

最近インフルエンザが急激に広がり、マスクの問い合わせが集中しています。当店は 漢方専門ですのでマスクの取扱いはありませんが、それでも聞いてこられるのです。

さて、インフルエンザの漢方薬としては<麻黄湯>がよく知られます。

2005年の東洋 医学会での、自衛隊仙台病院の窪先生の発表によりますと、麻黄湯は小児インフルエ ンザの発熱時間短縮に有意な効果を示したとのこと。

治療開始してから解熱するまで の時間は、タミフル投与群では平均31.9時間、

麻黄湯+タミフル併用群では平均21.9 時間、

麻黄湯単独群では17.7時間

で解熱効果が得られたという結果です。

麻黄湯は発汗による解熱作用があるだけでなく、麻黄がA型インフルエンザウイルス の発育を阻止するとの報告もあります。

先日新聞に紹介されたようで、お問い合わせや購入に来られる方も増えています。

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2009年5月15日 (金)

緊急! 漢方薬等の医薬品の郵送を守るために

来る6月1日の薬事法改正に伴う省令施行により、漢方薬等の医薬品の郵送ができなくなるかもしれません。

この省令が作られたのは、無分別な購入を助長するような『医薬品のインターネット販売』は安全性に問題があるので何らかの規制をしよう、という議論によるものでした。それがいつの間にか、規制の手段として『医薬品の郵送全般を規制する』内容に変わってしまいました。

詳しくはこちら⇒ http://www.kanpou.info/info/public_comment_20090505.html

そこでお困りのお客様もたくさんおられますので、今まで署名活動を行っており、すでに800名以上の方の署名をいただきました。

その後、厚労省は検討会を開き、省令の一部変更案を12日に発表しましたが、さらに以下のような問題点があります。

1、今までの薬と同じものしか送ってもらえない(6月1日以降に処方が変わった場合も発送してもらえない)。

2、しかも、その経過措置期間は2年間で、それ以降は一切送ってもらえない。 

3、6月1日以降、初めて行く薬局からは郵送してもらえない。

それらを改善してもらうために、厚労省に対して多くの方の意見提出(パブリックコメント)をお願いいたします。なお、意見募集は2009年5月18日までという、前代未聞の短さです.

http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=Pcm1010&BID=495090047&OBJCD=&GROUP

提出方法は、上記厚労省ホームページのパブリックコメント欄から提出することも可能です。

FAXで送る場合や、送り方が分からない場合は、当店までお問い合わせください。

漢方の健伸堂薬局 0774-24-2155 

なお、意見内容は『この案に反対。初回対面している場合には、2回目以降も電話相談で郵送を認めてほしい』とし、理由はそれぞれのお考えをお書きください。

ご協力宜しくお願いします。

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2009年5月12日 (火)

久しぶりのご来店

昨日は、ずっと以前にお越しいただいた方が再び来られるという嬉しい日でした。

1人目は女性のJさん、9年前にめまいの相談で来られ、短期間に改善して、それ以来年に何回か来られていたのですが、2年ぶりに少しめまいが再発し、<真武湯>を求めてこられました。

2人目の方は、8年前に子供さんのニキビで来られていたTさん、<荊芥連翹湯>を続けておられたのですが、今回はダイエット相談で4年ぶりにお越しいただきました。

そして3人目のTさんもお肌のトラブルで来られていたのですが、今回は2年ぶりにご主人の相談で来ていただきました。脂質肌のトラブルとのことで、体質から判断し、胃腸機能が関連していると捉え<香砂六君子湯>をお使いいただきました。

当店のことを覚えていただき、記録も残っているので、安心してお越しいただけることは嬉しいものです。

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2009年5月10日 (日)

キトラ古墳壁画を見てきました

今から1300年前の飛鳥時代に描かれた<キトラ古墳壁画>の特別公開が、奈良の飛鳥資料館で行われていたので行ってみました。

今年は<青竜>と<白虎>の2点の壁画が展示されていました。青竜は長い舌の赤く描かれた部分が見える程度で、その他の部分は泥に隠れていましたが、白虎はその不思議な姿の全てが見えました。

これらの壁画は中国の陰陽五行説に基づく考え方を現したもので、東は<青竜>、西は<白虎>、北は<玄武>、南は<朱雀>、の4つの神獣がそれぞれの方角を守り、その中心に葬られた人の魂を鎮めることを目的としたものと言われています。この陰陽五行の考え方は、東洋医学・漢方理論の 基本となっていて共通するものです。 

飛鳥時代の古代ロマンにちょっとだけ触れられた一時でした。

青竜(当日のパンフレットより)

Seiryu

白虎(当日のパンフレットより)

Byakko

特別公開のポスター

Kitora

昼食は、とても美味しい、桜海老入り、十割そばでした。

Soba

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2009年5月 3日 (日)

強い疲労倦怠感

疲労倦怠感は誰にでもあり、病気としては扱われないものですが、それも酷くなると日常生活に支障を来たします。

45歳のSさんは昨年の秋から育児や家事や仕事など忙しく、疲れが酷くなり、休んでも改善の兆しがないので相談に来られました。

詳しくお聞きすると、めまいや下痢、食欲の低下、まぶたが落ちてくる感じなどがあるとのこと。また食後は2時間は横にならないと動けないほど疲れきっていて、体重はこの間6kgも減少したとのことでした。

そこでまずは食欲を増し、美味しく食べて元気をつけること、そして身体のエネルギーを高めるように、<補中益気丸>と<参馬補腎丸>をお使いいただきました。2週間後、身体がとても楽になったと報告を受け、さらに継続していただきました。1ヵ月後には食欲も増し、食後に寝なくても身体が動くようになり、喜んでいただきました。

疲労の回復には、まずは胃腸機能を高めることでエネルギーを高めることが大切なことを実感しました。

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2009年5月 1日 (金)

前立腺肥大による頻尿

65歳のTさんは前立腺肥大のためスッキリと排尿できず、5年程前から夜間のトイレ回数が3~4回で、冬はそれ以上になることもあって困っておられました。

病院では尿道を広げる手術を勧められたが気が乗らないので相談に来られました。

そこで漢方薬は<牛車腎気丸>をお勧めし、1ヶ月使っていただいたところ、夜間のトイレ回数が2回ほどに減少し、さらに1ヵ月後には夜間に1回だけのときもあるようになって、良く眠れると喜んでいただきました。

牛車腎気丸>は身体を温めるとともに、排尿をスムースにする効果があり、このようなケースにはよく使う漢方薬です。

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2009年4月29日 (水)

山菜の季節 その2

このところ休日は山菜を求めて山に入っています。

すでにワラビやタラの芽はシーズンオフとなり、この時期はウド、コシアブラ、ミツ バ、フキなどが沢山見られます。

中でもコシアブラは天ぷらにすると香りもよく高級食材となります。コシアブラの樹皮は白く、雑木林の少し開けた、明るいところにある低木で、葉は5枚の特徴があり、慣れると容易に見つけられます。

またウドは、根茎に近い白い部分を軽く湯でて酢味噌で食べると、独特の香りが口いっぱいに広がります。天然物は栽培物に比べて香りが強くて美味しいものです。

ウドの根茎は生薬『独活』として使われています。鎮痛、抗炎症成分が含まれ、漢方薬としては筋肉や関節の痛みなどに使う<独活寄生湯> 頭痛に使う<清上けん痛湯>、肩や首筋の痛みに使う<独活葛根湯>などにこの『独活』が含まれています。

身近なところに漢方薬の原料がたくさんあるのです。

Kosiabura

Udo

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2009年4月26日 (日)

おいしいタコス

おいしいタコスの店があるよとお客様から紹介をいただいたので、早速食べに行ってきました。

初めに聞いた時はタコスって『蛸酢』かと思ったのですが、れっきとしたメキシコ料理の代表的なものでした。

場所は京都の東大路・百万辺を少し上がったところ。『タケリア・バチャンガ』というお店です。いろいろ食べてみたいということで、サーモン・タコス、ソーセージ・タコス、タコライス、アボガドのタコライスなど、とても美味しかったです。

お茶は南米で使われる『マテ茶』、ちょっと苦味があって煎じ薬に似ていました。

食べるのに忙しく、写真を取り忘れ、かろうじてサーモン・タコスだけ残りました。

メニューも南米デザイン、もちろんBGMも南米です。

タコスの説明は、お店のメニューの写真でご覧ください。

Takosu

Menu

Takos2

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2009年4月14日 (火)

脇の痛み

70歳のOさんは昨年9月ごろより、脇の部分が痛み始めその痛みが身体の前後に広がり、寝返りすると痛みで目がさめるほどでした。

病院で血液検査やCTを受けても異常なく、鍼灸院や整骨院など8箇所も行ったが、改善の兆しがないので、最後の望みをかけて当店に来られました。

話し始めてすぐに『胸脇苦満』だなと思い、何かストレスを受けることはありますかと言うと、昨年から家族の方の病気ですごく悩んでいるとのこと。そこでこの痛みはストレスによる筋肉の緊張しかないと考え、柴胡剤を使っていただきました。

1週間後再来され、薬を飲み始めて3日でほとんどの痛みは無くなり、よく効いたと驚かれました。すでにストレスとの関係である事が説明してありましたので、納得していただきました。

胸脇部の痛みは西洋医学では不明なものが多いのですが、漢方ではすぐに『胸脇苦満』が判別できます。Oさんももっと早く来ておられたら、長い間辛い思いをすることが無かったのですが・・同じお悩みの方は、ぜひ漢方をお試しください。

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2009年4月12日 (日)

山菜の季節です!

快晴の休日、山菜採りに行ってきました。

今年はいつもより気温が高いように思われたので、1週間早い山行きでしたが、予想通りワラビやタラの芽がたくさん見られました。Tara_2

山菜の王様と言われる<タラの芽>は、天ぷらや胡麻和えにして食べるとほろ苦さと香りが口に広がります。タラの芽も種類が異なるのか?、店頭で売られているものは香りが少ないですし、時には山で採ったものでも香りがほとんどないものもあります。

タラの木の樹皮や根皮にはサポニンが含まれ、その水性エキスには糖分吸収阻害作用があるため、昔から糖尿病の方のお茶として使われてきました。自分で樹皮をはぐのは大変ですが、すでに刻んであって、すぐにお茶として使えるものがありますので紹介しておきます。

Taraboku

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2009年4月11日 (土)

花まつり

お釈迦様の生誕を祝う花まつりは、毎年4月8日に行われます。特に京都には寺院が多いので、あちこちで関連する行事が行われています。

当店のすぐ近くにある『仏光寺』さんでも、夜桜のライトアップやナイトステージ、寺院の公開や抹茶席などのイベントが行われます。本堂には象の上に花御堂(はなみどう)が作られていました。花御堂の中には桶に<甘茶>を満たし、仏像をその中央に安置して、柄杓で仏像に甘茶をかけて祝う慣わしがあります。

夜に行ったため残念ながら仏像はよく見えませんでしたが、きれいに飾られた象が印象的でした。

Hanamatsuri

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2009年4月10日 (金)

気分が不安定になる春

43歳のTさんは元々ストレスを受けやすい性質で、気分が不安定になりやすく、以前にもパニック障害になったことがありました。

特に春先はイライラしたり、過緊張になったりするとのことで、以前から<抑肝散加半夏陳皮>をお使いになっていました。不調なときだけ使っても、気分が安定すると言われています。

そういえば当店にお越しの男性のSさんも<抑肝散加半夏陳皮>を使われてから3年が経過しています。お2人ともご自分に合う薬を上手に使われています。

なおこの<抑肝散加半夏陳皮>は、最近認知症の漢方薬としてよく知られるようになりましたが、以前から使われている優れた処方なのです。

http://www.kanpou.info/blog/ichizen/2009/03/post-795.html

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2009年4月 8日 (水)

蕁麻疹が出なくなりました!

蕁麻疹の話は何度か書きましたが、今回は1日で症状が改善してお客様も当店も驚いた事例です。

27歳の女性Uさんは昨年後半の4ヶ月間、蕁麻疹に悩まされたのですが、1月に自然とでなくなりそのままにされていました。そして3月中旬から蕁麻疹が再発し、相談にこられました。

蕁麻疹の発生は、手首や肘、膝、肩などの関節部分と、フェイスラインなどで、毎日夕方から朝にかけて大きく脹れる膨疹とのことでした。痒みはなく、温まっても悪化することなく、生理周期にも関係ないとの事でした。

そこでまずは関節部位に発症するので、血流と関連していると考えて<桂枝茯苓丸>を、さらに夕方から発症するとのことで<柴胡剤>をお使いいただきました。

驚いたことに服用した日から蕁麻疹は出なくなり、1週間後に少しだけ発生したもののすぐに消えたとの報告を受けました。その後もしばらく続けていただくことで完治するものと思われます。

漢方薬もお薬が合えば即効性であることを確信する症例でした。

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2009年3月31日 (火)

まくり(マクリ)

時々お問い合わせを受ける<マクリ>は別名:海人草という海草です。

昔から回虫の駆虫薬として使われてきましたが、最近は成分のカイニン酸とサントニンをあわせた駆虫薬が販売されていて、マクリはあまり使われなくなりました。それでも年に何回かお問い合わせを受けることがあります。

なお、産後間も無い赤ちゃんに飲ませる胎毒下しは、このマクリに他の生薬を加えたものが一般的です。参考にご覧ください。
http://www.kanpou.info/blog/ichizen/2007/04/post-468.html

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2009年3月30日 (月)

熊胆(ゆうたん)

熊胆(ユウタン)はツキノワグマやヒグマの胆のうを乾燥させたもので、昔から貴重な民間薬として知られています。最近は動物保護のため、ワシントン条約で規制され、入手しにくくなっていますが、昔からの愛好者もおられます。

熊胆は、胃腸薬、胆石、発熱、痙攣、炎症などに効果があります。乾燥して硬くなった胆のうを小さく刻み、1回0,2g程度、口に含んで舌下吸収させるように服用します。味は極めて苦いのですが、ほのかな甘みもあります。成分量に差異があり、味も効果もばらつきがあるのですが、時には偽者もあるようです。

いつもお使いになっているAさんは、一口なめるとその効果の良否がわかると言われます。

自然保護をしながら、こういった貴重な薬も守って行きたいものです。

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2009年3月27日 (金)

サフラン

近年あまり使われなくなった<サフラン>は、別名:番紅花といい、活血、通経の漢方生薬として使われてきました。

しかし、花柱を1オンス=30g集めるのに4300本の花が必要とされて、高価なためにあまり使う機会がありません。作用は、鎮静、鎮痛、通経などがあり、生理痛や生理不順、産後の腹痛に用いられるとともに、清心といい、気分の落ち着かないときにも使われる生薬です。

今日もお客様からお問い合わせをいただいたので、書いてみました。

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2009年3月25日 (水)

喘息の咳と痰

64歳の男性のTさんは8年来の喘息で、ステロイド吸入剤などを続けてこられました。しかし痰がからんで出にくく、そのために突然に咳き込むことがあり、一度咳き込むと15分ほど続いて苦しいとの相談を受けました。

以前に同様の症状で<麦門冬湯>を4ヶ月間使われたが効果が無かったとのことで、今回は<清肺湯>をお使いいただきました。3ヵ月後、痰も咳も減少し、楽になって来たと喜んでいただきました。

清肺湯には粘る痰を潤す<麦門冬>も含まれますので、痰を伴う、長期に渡る咳にはお勧めの漢方薬です。症状によっては他の薬を併用することも多く、詳しくはご相談ください。

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2009年3月21日 (土)

蕁麻疹が短期に改善

蕁麻疹の原因は様々で、わからないケースもよくあります。

44歳の女性Fさんは3年間蕁麻疹があり、温度が急に変わると大きな蕁麻疹が出て赤くなり、痒みを伴うと相談に来られました。話を聞くと、肌が敏感で温度や環境に影響を受けやすい、漢方で言うところの<衛気虚>と考えられました。

そこで漢方薬は<衛益顆粒>と<桂枝湯>をお使いいただきました。2週間後に報告に来られ、薬を飲んだあくる日から蕁麻疹が消えて、それ以降でないとのことでした。あまりの早さに驚きでしたが、変わったことは何もしていないとのことでしたので、漢方薬が効いたとしか考えられません。

いずれにしても喜んでいただいたのですがこんなに早く効果が出るとは思っていないだけに、不思議な事例でした。

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2009年3月20日 (金)

中医薬研究会に行ってきました

昨日は定例の研究会で、<帰脾錠>について学びました。

帰脾錠の効能は、貧血・不眠・健忘で、元々冷え症があって弱々しい方に適する薬です。

一般的に漢方薬を選択する時には、その構成生薬の働きと、その生薬が身体を温めるものか、冷やすものか、どの臓器に作用する物なのかなども考え合わせて、その方に合う漢方薬を紹介していますが、お客様がドラッグストアなどで効能だけを見て求められると、選択を誤ることがよくあります。

帰脾錠>は不眠に用いる場合、身体が弱々しくて胃腸が弱く、冷え症である人に適するのですが、逆にイライラが強く赤ら顔で血圧が高く、丈夫な方不眠には<黄連解毒湯>などを使います。

不眠に使う漢方薬は、日常でも10種類以上あります。漢方薬は体質に合わせないと効果を発揮しないので、必ずご相談ください。

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2009年3月18日 (水)

緊張と頻尿

今年は景気が悪く、就職活動されている方は大変なことと思います。試験や面接というだけでも緊張するものですが、この時期は特に厳しいことと思います。

22歳の学生Yさんは元々神経性の頻尿があり、<清心蓮子飲>などの漢方薬をお使いいただいていましたが、さらに好きだったコーヒーを止めていただいたところ酷い頻尿はなくなりました。

年が明けてからは就職活動を始められ、そのための緊張によってまた頻尿が酷くなりました。そこで冷え症もあったので、今回は<真武湯>や<抑肝散>をお使いいただきました。

結果、服薬している時は楽になるとのこと。就職が決まるまで、この調子でいけたらいいのになと思っています。

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2009年3月16日 (月)

東山花灯路 に行きました

昨夜は<東山花灯路>に行ってきました。

http://www.hanatouro.jp/index_h.html

北は青蓮院から円山公園・八坂神社、ねねの道を通って、清水寺までの散策道路約4.6kmの間に2400基の露地行灯が置かれ、生け花や灯篭などもたくさん飾られ、一帯が幻想的な情景に包まれています。また、知恩院や青蓮院、高台寺などがライトアップされ、神秘的な光景が美しいです。

人が多くて良い写真が撮れませんでしたので、是非ご自分の目で見てください。

円山公園にあった光のオブジェを紹介します。

Ob

大雲院祇園閣のライトアップ

Lu

今月22日まで、午後6時から9時30分の間に行われています。

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2009年3月10日 (火)

中年以降の乾燥肌

乾燥肌の相談は女性に多く見られますが、男性でも特に中年以降の方の相談があります。

58歳の男性Uさんは5年ほど前から乾燥肌が気になりだし、特に11月頃から悪化し、痒みがが出て困るとの相談を受けました。

既にご自分で<当帰飲子>という、乾燥肌に使う漢方薬を服用しておられましたがあまり改善しないとのことでした。そこで漢方薬は滋陰効果のある<八仙丸>などをお使いいただいたところ、3日目から痒みが軽減し始めました。

痒みに対する漢方薬は、血液不足のために皮膚に充分な血液が補われず乾燥する場合は<当帰飲子>を使いますが、高齢者などで肌に充分な水分が行き届かない場合は<八仙丸>を使います。またこれ以外には、血液の流れが悪い場合などでも痒みが生じますが、いずれも体質に合わせて漢方薬を選ぶことが大切なのです。

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2009年3月 5日 (木)

アルツハイマーと漢方薬

昨年の秋にアルツハイマーに<抑肝散>が効果があるとテレビ放映された時、何人かの方が求めて来られました。その作用を大阪大学の先生が研究された結果が発表されていました。

それによりますと、抑肝散がアルツハイマーの原因とされる脳の神経細胞の変異や細胞死を抑制する効果があるとのこと。

漢方では認知症に対していくつかの薬があり、学会でもたくさん発表されていますが、興奮や妄想や暴力的な方には<抑肝散>を用い、貧血傾向や物忘れ、不眠傾向の方には<帰脾湯>を、その他<当帰芍薬散>や<釣藤散>なども使われています。

いくら認知症に使われるといっても、その方の症状と体質に合う必要があります。ご相談ください。

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2009年3月 2日 (月)

花粉症の漢方薬

先週から花粉の飛散が多くなってきました。例年この時期だけ相談に来られるお客様もあり、いつも同じパターンで漢方薬を求めて行かれます。

Sさんは2年前に花粉症で相談に来られ、くしゃみと鼻水でお困りでしたので、<衛益顆粒>をお使いいただきました。それだけでほとんど治まっていたのですが、症状が強いときだけ<小青竜湯>を少し加えて服用されていました。また、咽が痛むときは<涼解楽>を頓服として使われると、すぐに楽になるとのことでした。

そして今年も今日お越しいただき、同じパターンで漢方薬を求めていかれました。

花粉症が適応症になっている漢方薬は無いのですが、その様々な症状改善を目的として使う漢方薬はたくさんあります。お気軽にご相談ください。

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2009年2月25日 (水)

耳鳴りとめまい

耳鳴りやめまいは漢方薬がよく効を奏します。

41歳の女性Jさんは耳でゴロゴロという音がしたり、ブーンという音が1週間以上続き、病院に行かれたものの改善せず相談に来られました。

耳鳴り以外にはあちこち頭痛がし、フラーとして倒れそうになるようなめまいがあり、また朝起きはボーとするなどの症状がありました。

そこでこの耳鳴りは<痰湿>に関連していると思われたので、<温胆湯>をお使いいただきました。その後しばらく来られなったのですが、2ヵ月後に他の相談に来られた時、先の耳鳴りは3日目に音がしなくなり、すっかり改善したことを告げられました。

耳鳴りは音の質や体質から捉えて漢方薬を考えると、若い方の場合は改善するケースが多くあります。

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2009年2月24日 (火)

膀胱炎と残尿感

女性に多い相談のひとつが膀胱炎です。

82歳の女性Hさんは以前から時々膀胱炎を起こされ、病院でも薬をもらっておられましたが残尿感がとれないので相談に来られました。

高齢であり、小柄で冷えやすいので、膀胱炎を起こさないような漢方が必要かと思われましたが、まずは症状の改善からということで、<五淋散>をお使いいただきました。

1週間後に再び来られ、残尿感はほとんどなくなったのですが、少し尿量が少ないように感じるとのことでしたので<猪苓湯>を少量併用していただくことにしました。症状がすっかりなくなれば、次は冷えをとる薬に変えることにしています。

膀胱炎の漢方薬は短期間で効果がはっきりし、喜ばれるケースが多々あります。

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2009年2月19日 (木)

貧血と疲労倦怠感

女性には貧血の方が多く見られます。

37歳の女性Mさん、貧血でHBが9.5しかなく、また疲れやすく、脱毛が多いので相談に来られました。

冷え症で、胃腸が弱く、立ちくらみがあり、生理の時は鎮痛剤を使っておられました。漢方で<気血両虚>の状態でしたが、まずは疲労倦怠感を改善したいとのことで、<ケイギョク>をお使いいただきました。

2週間後来られたときは、朝起きが楽になり、睡眠が良くなり、生理痛も楽になって鎮痛剤を使わなくても良かったとのことでした。短期間にこれだけ改善すると、本当に嬉しいものです。

今回お使いいただいたケイギョクは、人参と地黄を主成分とする製剤で、漢方では主に<肺腎陰虚>に使うのですが、その他、朝が起きられない方の漢方薬として喜ばれています。

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2009年2月18日 (水)

瞼の痙攣

眼瞼痙攣はストレスを受けやすい方によく見られ、西洋医学では筋弛緩作用を目的にボトックス注射などが行われますが、漢方でも同様に緊張を緩和するような漢方薬を用います。

以前からお越しの46歳の女性Mさん、昨年末は忙しく、疲れ目とともに瞼が痙攣するとの相談を受けました。その他、寝つきが悪い、足が痙攣を起こす、イライラする、などの症状もありましたので、<四物湯>や<抑肝散>をお使いいただきました。

その2週間後には少し楽になり、4週間後には症状は改善され薬は要らなくなりました。

症状の軽い時期は改善することが多いのですが、ボトックス注射を繰り返されている方の場合は、なかなか改善しないケースもあります。

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2009年2月16日 (月)

果樹の剪定に学ぶ

昨日は春のような気候の中、薬草園に植えている果樹の剪定をしました。といっても難しいので、隅田農園という果樹専門の方にやっていただきながら、考え方の指導を受けました。

今までは本を見ながら形だけを真似ていたのですが、実践を通じてその考え方の基本を教わりました。すべての分野に共通するような哲学?で大変勉強になりました。

1、まずは、枝を見るのでなく、樹木全体を見る! どうしたら美しくなるかを考え、木の周りを回りながら整えていくこと。何度も何度も回るうちに、バランスが整っていくのです。

2、枝から下向けに出ている小枝は切り取る。枝は上に向かって伸びるのが正常。

3、枝どおしが当たるようなものは切り取り、障害を取り除いてやることが必要。

4、樹木の芯に向かう枝も取り除き、外向けに伸び伸び延ばしてやること。

5、新しい枝の2,3の必要な芽だけを残してやり、先を切り取る。

6、木にまとわりつく苔のようなものは、皮膚呼吸?の妨げになるので、丁寧に取っておく。

などで、樹種によっても違うのでしょうが、これらは人間の生き方と似ていて、なるほどとうなずくばかりです。

そしてイチジクの木が枯れかかっているのを見て、『昨年はたくさんイチジクが採れたでしょう。幹からカミキリ虫が入って、かなり傷んでいるため、果樹は子孫を残すため力いっぱい実を付けたのですよ!』と教えてもらいました。

果樹にも心があるような捉え方で、さすが専門家と感心するばかりでした。

虫にやられたイチジクの幹

Ichiziku

きれいに剪定された果樹

Sentei

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2009年2月12日 (木)

若い女性の耳鳴り

耳鳴りは老若男女にかかわらず、誰にでも発症するものですが、年代や体質的特長があり、それを手がかりに漢方薬を考えるケースがよくあります。

たとえば若い女性ですと貧血が原因かなとか、高齢者では年齢が関連しているかなどを考えます。あるいは仕事が忙しい方はストレスが原因の場合もあります。

41歳の女性Kさんは色白で、声が小さく、睡眠がよくなく、神経質な感じの方でした。耳鳴りは仕事に就いた頃から発症し、朝起きと夜にピーという音がする、生理の前に悪化するとの事でした。また、こめかみに頭痛がする、イライラが強いなど、ストレスと関連しているように思われましたので、漢方薬は<加味逍遥散>など、柴胡剤をお使いいただきました。

しばらくして、耳鳴りは小さくなり、昼はすっかり消えたとの事でした。

高齢者の耳鳴りは簡単には改善しませんが、若い方の耳鳴りは比較的早い変化が見られるケースが多いようです。早い時期に相談されることをお勧めします。

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2009年2月 6日 (金)

緑内障のご相談

昨年9月に視野狭窄が発症し、緑内障と診断を受けられた55歳の女性Sさん。

眼圧は高くないのですが、視野に雲状のものが見えたり、瞼が重く感じたり、こめかみの痛みがあり、肩や首に常に緊張感があるなど、頭部に様々な症状が見受けられました。

そこで、緑内障を直接改善するというのでなく、不快な症状改善に<釣藤散>をお使いいただきました。結果、飲み始めてすぐに肩や首のつまりが消え、緊張感もなくなりました。以前は首の後ろを押すと視野が明るくなるということでしたので、緊張と視野とが関連していると思われたのです。

お薬を使い始めてからは首の後ろを押すことも無く、不快感すべてが消えたと喜んでいただきました。

緑内障による視野狭窄には変化がありませんが、<杞菊地黄丸>を併用いただき、目の力をつけることで改善してくれればと期待しています。

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2009年2月 3日 (火)

打撲による内出血の改善

打撲にも使える漢方薬があります。

26歳の女性Kさんはダンスをしておられ、その中で身体を強く打つような振り付けがあり、その部位が内出血をおこしたので相談に来られました。

そこで打撲による脹れや痛みに使う<治打撲一方>をお使いいただきましたところ、10日間で内出血もきれいに消えたとのこと。さらにこれを飲んだためか、不順で来ていなかった生理がすぐに来たとの報告を受けました。直接効いたのかは定かではありませんが、成分の中には血のめぐりや気のめぐりを良くするものがあり、この薬が作用した可能性もあります。

漢方薬は全身の症状改善に繋がることを現す事例かとも思います。

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2009年2月 1日 (日)

伏見の酒蔵・蔵開き

今日は京都・伏見の酒造会社の蔵開きに行ってみました。年に3回、会社のPRを兼ねて行なっているようです。入り口には地元の野菜や食品を販売するコーナーもあり、たくさんの人で賑わっていました。

酒蔵を見るのは初めて、大きな金属製のタンクが立ち並ぶ中で、しぼりたての酒を小さな!カップに入れてもらって試飲、1人2杯まで飲めました。

原酒は甘くて香りもよく、とても美味しいです。調子に乗って何種類かの酒を試飲する間にほろ酔い気分になりました。

ノンベエもいるのか、こんな張り紙もありました。気をつけなきゃ!

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2009年1月30日 (金)

続・ニキビの改善

先日に続き、ニキビの話です。

24歳の女性Sさんは中学生の頃からニキビが出始め、最近は顔だけでなく全身に散在するようになりました。特に額には膿をもった大きな丘疹ができ、口周囲にも化膿性の丘疹がありました。皮膚科やエステなどいろいろやってきたがあまり改善しないとのことでした。

そこで、化膿性や、赤み、便秘気味などを考え、清熱解毒通便の作用を目的に、<涼血清営顆粒> <五涼華> <黄連解毒湯>などをお使いいただきました。

2週間後に再来された時には、大きな丘疹はなく、赤みの有った部分も黒くなって、改善の様子がみられました。長年のことですので全て消えるとは考えていませんが、短期間によくなったひとつの事例です。

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2009年1月29日 (木)

短期間でニキビが改善

ニキビの話はたくさん書いていますが、今回は短期間で改善したという、稀な話です。

23歳の女性Kさん、元々アレルギー体質で季節の変わり目や生理の前にニキビが悪化し、特に額の部分に赤みや痒みがよく出るといって相談に来られました。

お聞きしてみると、ストレスを受け易いタイプで、熱が身体にこもり易いという体質を考慮し、<柴胡清肝湯:サイセイン>をお使いいただきました。

その1ヵ月後には、生理の前でも悪化せず、綺麗なお肌を保ち続けられるようになったと、喜んでいただきました。

ニキビは簡単なようで難しく、また難しいようで簡単に改善するという、私にとっては独特の疾患で、毎回お客様から勉強させていただいています。

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2009年1月27日 (火)

気虚による頭痛

24歳のMさんは、頭痛や生理痛で困って相談にこられました。

貧血傾向があり、頭痛は頭頂部や前 頭部などに、朝起きた時と疲れた時に発症するとのこと。そこで冷え症や貧血の改善のため<婦宝当帰膠>をお使いいただき、さらに<補中益気湯>を併用していただきました。

元々<補中益気湯>は体力低下や胃腸機能低下などに使われるものですが、漢方では<気虚頭痛>といって 、疲れると生じる頭痛にはよく使われます。

Mさんはその後頭痛の頻度が減少し、悩まされる ことがなくなったようです。漢方薬は特定の効能だけでなく、全身の様々な症状に効果を発揮 することが特徴なのです。

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2009年1月26日 (月)

10年来の便秘!

便秘は女性の多くに見られ、『便秘するのが普通』と思っている方がたくさんあります。

65歳のAさんは10年前から便秘でお悩みで、便秘薬をいろいろ変えられ、最終はセンナの葉を煮出しいて使っておられました。しかし、全ての便秘薬に共通していえるのは、使い続けると癖になり、効かなくなることです。また、Aさんは心房細動を経験されていて、身体が温まると心房細動が起こるという問題もありました。

そこでAさんには、単に便秘薬でなく、血流を改善する作用も考慮して<桃核承気湯>をお使いいただきました。1週間後、心房細動も起きることなく、とても調子が良いとの報告を受けました。

便秘に対する漢方薬は、単に瀉下剤として考えるのでなく、便秘の原因や体質を考慮し、多くの漢方薬が対応できるのが特徴です。

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2009年1月24日 (土)

新薬副作用による便秘

67歳のKさんは、家庭の事情もあって自律神経失調症が長い間続いています。

当初は便秘で相談にこられ、長い間の<お血>による便秘とみて<桃核承気湯:トーガック>をお使いいただきました。それまでは様々な便秘薬を使われましたが、すべてお腹が渋ったり、下痢になったり、不快な状況が続いていましたが、桃核承気湯を使いだしてから毎日便通があり、気分的にも楽になったと喜んでいただきました。

その後状況が変わり、抗うつ剤が変化したため、再び酷い便秘になり、<トーガック>が全く効かなくなりました。そこで漢方薬は<大甘丸>に変更し、再び便通は改善さました。

便秘薬でも、漢方は様々な状況によって変わりますので直接ご相談下さい。

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